February 28, 2005

ゆーわーるど6周年

ゆーわーるどが6周年を迎えました。
昨年は5周年の節目ということだったんですが、今回はすっかり忘れていました。
ブログ中心になってしまいましたが、今後ともよろしくお願い致します。
ブログのみをご利用の方も是非、ゆーわーるどにおいで下さい。

これだけで終わるのも何なので、お蔵入りしている日記を一つ。
1ヶ月前ぐらいに書いて、タイミングを逃したものです。

情報はタダの時代

先日、街頭で派手なPRが行われていました。
若い女性が「アルバイトニュース創刊でーす」と黄色い雑誌を配る。創刊というより戻ったというほうが早いような気もします。
バブルの頃はアルバイトも全盛でした。現在は、この頃の社員が単にアルバイトに摩り替わっただけなのですから、当時のほうが待遇も良く、職種も多種多様でした。
「創刊」したアルバイトニュースは、何が違うかといえば「無料」ということです。ここに雑誌媒体の変革というものがみえてきます。
これまでのこの手の雑誌の形態はクライアント(アルバイト募集雑誌の場合は募集する側)が金を出して情報を掲載し、その情報誌を仕事を探している人が買うという雑誌を発行する側にとっては二重取りのような形態でした。
バブルの当時はフロムエーも火曜と金曜(AtoZ)の週2回、アルバイトニュースは日刊アルバイトニュースからデイリーanと名を変え、日々学生たちへアルバイトの情報を提供し続けていたのでした。
会社名の由来でもあります。学生援護会。

その形態を打ち壊したのがインターネットです。
ネットを通して「たいがいの情報はタダ」ということを学んだ一般市民は、金を払ってまで情報を買おうとはしなくなりました。
加えて不景気によりクライアントも減り、同じような職種(アルバイトが長続きしない過酷な条件も多いようです)が掲載されるようになったため発行回数も減りました。
anの頭にデイリーという言葉が抜けたのもバブル崩壊後でした。

フロムエーを発刊していたリクルートは、積極的に情報誌の無料化へ突き進みました。
「R25」は、100円ショップで買った「これが100円だとさすがに安かろう悪かろうだな」というような商品を我慢させられている寂しい感じもしますが、クーポンに特化した「ホットペッパー」は地域限定政策が好調でフリーペーパー=粗悪という概念を払拭しました。
フリーペーパーは、クライアント側が掲載料で収支が成り立ちます。
読者は無料なので気軽に手にすることが出来る。
雑誌を製作する側は、内容を良くしてさえすれば部数は伸びるということになり、努力するようになります。
テレビやラジオのスポンサーと同じような構造で、きちんと回転すれば市場はかなり成長します。
無料媒体は書店での販売ルートに乗せるわけではないので、かなりの人海戦術が必要ですが、内容が良ければ手にしてくれる確率が有料の場合とは格段に違ってきます。
寒い日に街頭で配っているティッシュは手にしても、何もおまけがついていないコンタクトレンズのビラを配られても
無視してしまうことに似ています。
街を歩く人々は一瞬で損得を勘定しています。

インターネットによる就職情報の需要の高まりの秘密はスピード感にあります。
今ではハローワークでも情報化が進んでおり、人気職種は一瞬にして埋まるという状態になっています。
例えば検索機がないハローワークの場合、数日遅れでコピーがファイルされますが、これでは遅すぎます。
これと同じように情報誌は無料化が進んでいますが、有料である新聞や雑誌を含め、どんなに頑張ってもインターネットのスピードにはついていけないような気がします。

インターネットの拡大期に発売された「じゃま~る」という雑誌があります。
紙上で物々交換やオークション、趣味の仲間や友人、恋人を募集するという内容は当時注目を集めましたが、結果的に後の出会い系風の勧誘が行われたり、表向きはバンドなどの仲間を募集して、実はマルチまがい商法などネットワークビジネスの勧誘だったという例も多発し、本来の雑誌の目的を果たすことなく廃刊されました。
後にインターネット上に出会い系サイトが林立したり、ネットオークションが急速に拡大したことを考えると、じゃま~るは先見の明があったものの登場するタイミングが遅すぎました。
まるで、経営難で味の素の傘下に下った後にカルピスウォーターがブレイクしたカルピスのようです。口惜しい。

アルバイトニュースは、無料化にあたりインターネットとの連動をPRしていますが、無料媒体が氾濫する状況のなかで雑誌の形態にこだわることなく思い切って廃刊する方法もアリなのかもしれません。
無料化が単なる延命策に過ぎず「あの時廃刊したほうがよかった」ということにならなければいいのですが。
そう考えると、アルバイト情報誌の限界を予測していたかのように多種多様な雑誌を手がけてきたリクルートに先見の明があったといえるでしょう。
nekoneko

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 22, 2004

ブログ

この度、DiaryXXXをブログ形式に移行しました。
メインサイトからの移動のほか、ココログ経由での訪問者の方々も
合流する予定です。考えてみれば、DiaryXXXも賛否両論の
Sリポートも一種のウェブログなんですね。
ということで変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
Sリポートはいろいろ問題がありそうなので見合わせましたが
もしかしたら先でこちらに移行する可能性もあります。
S氏の奇行がついにメジャーに!
…おたのしみに?

| | Comments (0) | TrackBack (0)