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October 04, 2010

インセプション

監督:クリストファー・ノーラン
製作総指揮:クリス・ブリガム、トーマス・タル
音楽:ハンス・ジマー
脚本:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ(コブ)、渡辺謙(サイトー)、ジョセフ・ゴードン=レヴィット(アーサー)、マリオン・コティヤール(モル)、エレン・ペイジ(アリアドネ)ほか

「ウラシマ効果」

インセプションです。シャッターアイランドとかぶりまくりの印象ですが、果たしてCinemaXの評価やいかに。

インセプションは、相手の頭の中に入ってアイデアを盗むという仕事をベースに展開されています。それだけで終われば凡作なのでしょうが、そこからさらに飛躍させているというのが、全米TOP10に比較的長くランクインしたところにも現れているのでしょう。無茶苦茶な話ですが、意外とあるかなと思わせる凄さがあります。

この映画の面白さは、夢のまた夢、そのまた夢の中で流れる時間のギャップにあります。ウラシマ効果のような感じです。夢のまた夢は、意外と経験した人が多いはず。それを工夫しながら映画に取り入れたことだけでも評価したいと想います。夢のまた夢があるのだから、そのまた夢があるのだろうなあと思わせるのもリアリティ。前述の通り、無茶苦茶な話でも意外とあるのかなあと思わせるのが、この映画の面白いところです。

【基礎点】

一般の洋画(15点)
・15点

【技術点】

テーマははっきりしているか(10点)
(一言で説明出来るか/魅力的だったか)
・8点
対象者の深層心理に入り込み、意識を植えつける。

そのテーマは時代にマッチしているか(10点)
(今の時代に当てはまるような要素があるか)
・8点
この映画のテーマは、情報戦の現代社会にマッチしているようだ。

観光要素はあったか(10点)
(何か目新しく感じられる要素はあったか)
・8点
夢のまた夢、そのまた夢では時間の流れが異なるという設定。

観光要素は魅力的だったか(10点)
(その観光要素は魅力的なものだったか)
・8点
その観光要素はウラシマ効果のようでロマンのようなものが感じられた。

主人公に貫通行動があるか(10点)
(主人公の目的=欲望がはっきりしているか)
・8点
対象者に深層心理を植え付ける。一方で妻のことを考えてフラフラする設定はいらないような気がする。

【芸術点】

印象に残る人物はいたか(10点)
(多くても1、2名に限る。それ以上いたら逆効果なので減点)
・8点
渡辺謙演じるサイトーとしておく。

印象に残るシーンはあったか(10点)
(多くても1、2シーンに限る。それ以上だと逆効果なので減点)
・8点
ラストシーンの旅客機の中で目を覚ます主人公たち。サイトーの驚きようで夢、夢のまた夢、そのまた夢で時間の流れが違うという設定が表現されていて面白い。

泣けたか(10点)
(ストーリーの流れで泣けた部分はあったか=単に人が死んだとか、物理的な悲しさは評価外)
・2点
対象者の父親が夢の夢のまた夢で金庫に隠していたものは、感涙ポイント。ただしこれは、主人公たちが植えつけたものかどうかすら分かりにくい設定なのが難点。

笑ったか(10点)
(ストーリーの流れで笑った部分はあったか=主人公の仕草とかで笑いを誘った場合は評価外)
・2点
夢の夢、そのまた夢の時間のギャップは面白い。

怒りを覚えたか(10点)
(ストーリーの流れで怒りを覚えた部分はあったか)
・0点

【減点項目】
・減点なし。
主人公に絡む人物が多い映画は面白くないことが多いのだが、この映画は例外だった。

基礎点(15)+技術点(40)+芸術点(20)×1.5-減点(0)=CinemaX指数(85)

「C」評価(80~99点)

2010年9月5日/シネプレックス新座
Inse

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Comments

Why viewers still use to read news papers when in this technological globe everything is accessible on web?

Posted by: Laurene | April 24, 2014 at 01:44 AM

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