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July 05, 2006

今後の対応

ついに昨日「代打オレ」が実現しました。古田選手兼任監督が審判に自ら代打を申し出、打席に入るという歴史的瞬間…初球を叩いて大飛球でしたが、オールスターのファン投票に選出されたこともあり、もっともっと試合に出て欲しいものです。

さて、本日未明から北朝鮮がミサイルを6発ぶっ放しました。そこだけに注意していると、韓国の調査船が日本の排他的経済水域に侵入し、何故か事前に通告すれば日本政府が目を瞑ってくれることになっている中国は、通告すら行わず無断でこれまた調査船を送り込んでいます。まさにやりたい放題。

その一方で政府は官房長官がのん気に会見を行い、ワサワサと関係閣僚が集まって今後の対応を協議する始末。これは何度も見せられたパターンですので、たいした結論が出ないことは国民は何となく判ります。厳重に抗議するぐらいのものでしょう。このように周囲の国に舐められ放題で、これで愛国心を持てというほうが無理というものです。ましてや若者のエセ愛国心の炎が燃え上がるサッカーW杯では日本はあっという間に予選敗退してしまっているわけですから。

横田めぐみさんの夫、同じく拉致被害者である金英男さんとその家族が再会をしました。横田夫妻は孫娘に逢いたくても、それで拉致問題の終結を恐れて我慢しているのに、足並みはバラバラ。北朝鮮の韓国人拉致が初めて明るみになりそうなタイミングだったのに、南北離散家族の再会というどさくさに紛れたようなイベントで、当の金氏が「海で漂流していたところを助けてもらった」と発言してしまい「日本人は俺のことをほっとけ」と言われてしまう始末。そしてそのことに大きく反発することなく、与えられた情報通りに報じてしまうマスコミ。今回の報道でも我々が知りたいのはミサイルの種類や射程ではありません。マスコミ各社の見解なのです。与えられるニュースを垂れ流すだけでなく、政治を動かすほどの見解を示してこそが、マスコミの存在価値といえるでしょう。

日本は、韓国、中国とテーブルの上では握手をしていても、下では蹴りあいをしている…この構造を変えるのは並大抵ではありません。それに今はテーブルにもついてもらえない状態です。だからこそ、彼らは平然と人の家に土足で上がることが出来るのかもしれません。第二次大戦の敗戦後、朝鮮など戦勝国以外の人々が、あちこちの日本人の家を占拠しました。出征していた主が戻ってきて、何年間もトラブルになっていたケースもあるようです。彼らの行動は「今までひどいことをやられたのだから、何をやっても許される」という考えに基づいていたとも聞きます。

それから60年、韓国や北朝鮮、中国の人々は今も「日本人はひどいことをやっていたのだから、何をしてもかまわない」と思っているのでしょうか。円借款や食糧援助をする時だけニコニコして、次の日から批判を始めるという構図は何度も見てきました。それでもなお、彼らのことを信じようとするだけの日本政府の行動がどうも腑に落ちません。経済制裁には、いぜんとして北朝鮮などと太いパイプがある(と思っている人も含む)国会議員などを中心に慎重論もありますが、ここまでやられて、何もやらないというのでは、もはや国民が黙ってはいないでしょう。

何度もいいますが、この状態で国を愛せというのは、無理です。もちろん、戦争は避けなければならないのですが、黙っているだけでは、何も始まりません。米国の威を借りたいところでしょうが、北朝鮮はイラクのように石油が出るわけではありません。世界の警察だって、給料(つまり見返り)がなければちゃんと動いてはくれません。仮に北朝鮮の国民が将来、経済成長の土台を築くほど勤勉だとしても、将軍様の代わりに大統領を崇拝するとは考えにくい。となると、日本が火中の栗を拾わされるのは誰にでも判ることです。

ここは、日本政府の「今後の対応」に期待しましょう。それでもなお、日本は隣国が撒き散らした小便を小言もいわずただ拭き続けるだけなら、もうこの国は終わりです。
Kandaneko

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横田めぐみさんのご両親をこれ以上苦しめないで欲しい。北朝鮮の操り人形、金英男氏も同じ拉致被害者であるはずなのだが、本人の言葉からその真相は語られなかった。これは当然の事と予想が付き、またも北が用意した台本通りの偽物だろう。北朝鮮にとってみれば拉致問題で騒ぐ日本... [Read More]

Tracked on July 05, 2006 at 04:28 PM

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