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July 17, 2006

結局は…。

KAT-TUNがドコモのでCM歌っている曲、食いつきの部分が違うんですけど、思いっきり「PAPILLON」のリズムじゃないですか。カバーばっかり歌っている島谷ひとみが日本語版を歌っていたあの曲です。心地良いリズムもあれだけパクってオリジナルのようにガンガンCMを流されると殺意を抱きそうです。恐らく、世間一般的にはパクりのパの字にもならないのでしょうが、SMAP以外のジャニーズって、あんまり良い曲をもらえないことが多いような気がします。せっかくレコード会社を作ったというのに。

一方で、SMAPは、最近はめっきり寡作ですが、出せば当たるという状況。ジャニーズでは端パイにされ、B’zのように強烈なバックアップがないのに、この状況は見事だと思います。「Dear WOMAN」は、当たり障りのないおめでたい歌なので、今までこういう曲を出したアーティストは失速することも少なくはないのですが、資生堂の原点であるTSUBAKIの名を冠した商品との大々的なタイアップもあって、売れています。この曲の印象的なところは、サビの部分でコードとは関係なく同じ音階で「フィン、フィン」という音が続いているのですが、これが曲全体に緊張感を生み出して、都会的な雰囲気を醸しだしています。

まあ、資生堂も何人いるの?というぐらい女優などを起用しまくっているわけですから、ゴージャスな雰囲気がするのも当たり前ですね。カネボウを打ち落として、国内敵なしということを派手に印象付けるCMといえます。

さて、パロマの湯沸器による死亡事故が問題になっています。改造をした、しないという点がクローズアップされていますが、基本的には過去問題になった自動車のリコール隠しや回転ドア、エレベータなどのトラブル隠しと同様の問題といえます。少なくともパロマが社内調査をして、改造が横行していることを把握していた数年前にこの事実を公表していたら、その後の死亡事故は発生していなかったのかもしれません。

公表しなかった理由については、消費者に無理にマイナスイメージを植えつける必要を感じなかったのか、企業事態がトップに情報が上がらない隠蔽体質であったのかは分かりませんが、これも粉飾決算を含め、同じようなことをして失敗した企業が山ほどあります。もちろん、パロマがこれに当てはまるのかは今のところ断定できませんが、最も怖いのは、隠蔽体質が横行して優等生のふりをしている企業が、優良企業に混じっているということです。それは、世襲である企業に多いような気もしますが、長期政権を敷いている企業でも同様なことがいえます。政権が長くなればなるほど、周囲はイエスマンばかりになってしまいますから。

もう一つの問題が、利用者のクレームです。パロマの件では、安全装置を作動させないようにするという改造が問題になりそうですが、六本木ヒルズでの回転ドアも同様でした。機械文明といいますが、誤作動は避けられず、安全のための精度を上げればかえって利用しにくくなるものも多いようです。世間からは安全を守れという声も聞かれますが、一方で利用者は安全とは時として不便さにも繋がるということを覚悟しなければなりません。例えば、東武線の踏切事故では、安全管理を徹底すれば、開かずの踏み切りとなってしまい、結果的に利用者のクレームに押し切られた形で、文字通り決死の覚悟で踏み切りを操作していたという面もあるようです。我々は、安全と利便性の双方を追うという、都合の良い考えは改めるべきなのかもしれません。もちろん、企業には二兎を追うような努力はしてもらいたいのですが。
Wanwan

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