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April 25, 2006

最初はグー

千葉7区の衆議院補欠選挙で民主党候補が当選しました。マスコミの煽りっぷりが異様でしたが、自民党の力の入れっぷりも異様でした。自民党の武部幹事長は「最初はグー、サイトウケン!」を連呼していましたが、今回の選挙に関しては、ジャンケンに負けたからといって投票するようなアホな市民は少なかったのでしょう。ましてや、議員辞職した松本和巳氏はマツモトキヨシの孫。関係者の不祥事とはいえ、松戸周辺の住民にとって裏切られたという気持ちが大きいのかもしれません。

自民党が小泉チルドレンを積極的に活用したり、武部幹事長の「最初はグー…」という手法を批判するメディアもありますが、恐らく自民党が勝っていれば、「PR戦略の勝利」とか言って持ち上げていたのでしょう。どっちに転んでもネタになるので、マスコミが殺到したともいえますが。今回は、民主党が格差社会への批判などをぶち上げたことが、効果的だったとみるむきもありますが、これは、郵政民営化に賛成か、反対かを打ち出すことで自民党が圧勝した昨年の衆議院選挙に似ています。加えて、週刊誌の報道に臆することなくキャバ嬢であったことをカミングアウトした民主党候補の潔さの一方、地味な役人あがりの自民党候補は完全に埋もれてしまいました。政治家としての実力は分かりませんが、少なくとも話題性で票を集めたのだとすれば、これも昨年の自民党圧勝の流れと似ています。

今回の補選の結果を通じて、小泉チルドレンを全面に押し出したり、ジャンケンで子供から取り込もうとする自民党の戦略を見て、小なる理解力だからといって、国民をバカにするな、と言いたいです。一方で民主党はこれで勢いづいたとの見方もありますが、政権政党を目指すのなら、この結果に奢ることなく地道に活動してもらいたいものです。国民の理不尽な負担を極力抑えながら、出来るだけ多くの人々が幸せに暮らせさえすれば、どの政党が政権を獲ってもいいわけですから。少なくとも僕は。
Bakuhatsu

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千葉7区の補選で、小沢一郎代表率いるニュー民主党が小泉自民党の候補を破りましたね。私はこの選挙で、政治に緊張感が出れば良いと考え、投票率が50%を越えて、どちらが勝っても接戦であれば、理想的と思っておりました(どうせゆとり教育は争点にはならないから)が、それに近い結果が出ました。 大物議員総出はどちらも同じでしたが、選挙運動は対照的でした。ジャンケンや小泉チルドレン動員、種々のパフォーマンスはどうな�... [Read More]

Tracked on April 25, 2006 at 04:00 PM

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