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February 25, 2006

際限なし

トリノオリンピック、フィギュアスケートのエキシビジョン、凄かったですね…お陰で寝不足ですが。特に最後のバイオリニストとのコラボ。イタリアの芸術感覚を見せつけられたような気がします。開催国の割にそんなにメダルを稼げなかったイタリアですが、純粋に参加していることを楽しんでいる選手も多かったような気がしますし、ヨーロッパの国がメダルを獲ると我が事のように喜んでいるのも印象的でした。さすがは欧州連合。

国会はホリエモンメールで混乱しましたが、結果的に武部氏はどこか歯切れが悪さだけが残り、今回の発端となった永田氏は入院してしまいました。武部氏は「前代未聞のこと」と永田氏を批判していますが、国会議員や財界の幹部が都合が悪くなると入院して逃げてしまうのは、日常茶飯事。メールの真贋は未だ明らかにされていませんが、これもインターネットと現実との差を埋めることの難しさなのでしょうか。

さて、JALの内紛が続いています。管理職にある多くの社員が社長ら幹部の退任を迫るという構図は、足利幕府に似ています。室町時代は、将軍、義教が殺されたりしているように、幕府といえども各国の武将を徹底支配するほどの力はなかったことも、今回の件に似ているような気がします。そのうえ、JALは退任要求に署名した社員を罰することなく、要求された幹部も退任する気は全くないようです。幹部に処罰するほどの影響力がないことが推測されますし、仮に処罰した場合、対象の社員があまりにも多く、穴埋めの社員の確保が難しいことなどが考えられます。

似たような事例が、フィリピンにもあります。折りしも、フィリピン国内に非常事態宣言が出されました。現政権に反発する軍部などによるクーデター計画が発覚したことによるもののようです。記憶違いだったら申し訳ないのですが、この国では度々このようなことが起こっています。ただ、解決方法も甘く、睨み合いを続け、反乱を起こした側が劣勢に立った時点で投降を呼びかけるという方法がとられます。その場合は、反乱を起こした人間を処罰しないという条件が出されるため、火種を残したまま沈静化させるという痛み止めのような処置がとられます。

JALも同じです。処罰しないのなら、火種は残ったままということになります。それにしてもこんなくだらない内紛で社内がギスギスして、利用する側がまともに運行できるのかという不安を感じてしまうのは当然です。そんななかで、これみよがしに「あんしん、あったか云々…」とひまわりをガンガン映すイメージアップ戦略を展開するANA…しかも社員が考えたコピーだとか。偶然とするにはあまりにもタイムリーすぎます。
omedeto


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