« 視点を変える | Main | ホテル・ルワンダ »

February 15, 2006

関脇相撲

大会6日目、日本選手は未だメダルを獲得していないようですが、入賞選手は次々と出ています。当の選手ならともかく、外野がそんなにメダルにこだわらなくていいじゃないですか。スピードスケートは男女とも惜しくも4位。特に岡崎選手の力走が目立ちました。ソルトレイクシティーも三宮選手など他の若手選手が注目されるなかで結果的に日本勢最高の6位入賞、今回だって同じような状況の中でこれまた日本勢最高の4位でした。
34歳がどうだとか、バンクーバーを狙っているのかという妙な質問をされても見事に受け答えしますし、それ以上に主将の責任を果たそうという気持ちがひしひしと伝わってきます。各局の中継をはしごする中でも彼女は「すみません」「メダルを絶対に持ち帰りたかった」という言葉を口にします。謝ることはないですし、お気持ちだけで充分なんですよ、ほんとに。
また、今大会から初お目見えとなるクロスカントリーの団体スプリントは見物でした。残念ながら男子は最後でコケちゃいましたが、女子は8位で史上初の入賞。ノルディック複合はジャンプが加わるので何とかなることもありますが、純粋にクロスカントリーだけというのは、快挙といえます。日本人は体格的に不利でもあまり距離が長くなければ、世界に通用するということになるのでしょう。今後に繋がる大金星です。
考えてみると、ジャンプといい、モーグルといい、スノーボードといい、スケートといい…etc.一昔に比べ結構世界に通用する種目が増えてきました。仮に日本勢がメダルがとれなくても「ああ、惜しいなあ」と余裕を持って観戦できるようになりましたね。横綱、大関とはいいませんが、関脇相撲ぐらいにはなってきたのではないでしょうか。以前は多くの種目がいわば前頭下位で相当な番狂わせがない限りメダルには届かない状況でしたが、今では横綱、大関がコケたり、平幕で大金星を挙げるような他国の選手が出てこない場合、メダルのチャンスが訪れるようになっています。
関脇相撲ですから、琴光喜ぐらいの強さです。そのうちメダルの1個や2個はとれるでしょう。そういうことなので(どういうことだ?)、メダルなんかにこだわらずに、純粋に競技を楽しみましょうか。

|

« 視点を変える | Main | ホテル・ルワンダ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/49725/8674515

Listed below are links to weblogs that reference 関脇相撲:

» クロスカントリー団体スプリントを見る [ここではないどこかへ -Anywhere But Here-]
クロスカントリー団体スプリントはこの大会から採用された新しい種目である。 二人一組で1キロあまりの短いコースを交互に滑る。走法はクラシカル。 この種目が意外と面白かった。やはりレース種目は採点種目に比べて分かりやすいだけに単純に楽しめる。 やはり優劣一緒に競うというのがスポーツの醍醐味の大きな要素だ。 しかもこのスプリント競技は抜きつ抜かれつのデッドヒート。 めまぐるしく入れ替わる順位に息もつか... [Read More]

Tracked on February 15, 2006 at 09:41 PM

« 視点を変える | Main | ホテル・ルワンダ »