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February 22, 2006

オリンピック終盤

トリノオリンピックも終盤になりました。女子カーリング、見応えがありましたね。日本チームは、自国はもちろん、地元や他国の観客の方々のファンを抱えながら、準決勝進出の僅かな望みをかけて戦っていました。もともと全体的に選手の年齢層の高い競技である中で日本は20代のびちびちぎゃるで構成されたチーム。おまけに競技中は常に下からの氷の反射を受けて女優ライト(?)を当てたような効果を得ていますから、そりゃ人気が出るのは当たり前のような気がします。
体力よりもむしろ熟練した技術が必要なカーリングは今後、日本でもっともっと人気が出てくるかもしれませんし、器用な日本人にとってお家芸となる可能性もあります。ただ、ヨーロッパの人々はよそ者が勝ちすぎるとルールを変えてくるので注意が必要ですが。ジャンプの板の規定とか、ノルディック複合の換算方法などのように。
前述の通り、カーリングはやろうと思えば何歳になっても続けられる競技なので、日本チームの彼女たちは、他の競技の選手を違ってモチベーションさえ保つことが出来れば選手生命は果てしなく延びることでしょう。これから先のオリンピックでも年を重ねて熟練さを増した彼女たちを見ていきたいような気もしますが、一方でもっともっと実力のある選手の台頭も楽しみであったりします。
日本チームの小野寺、林選手などを題材にした、シムソンズという映画をやっていますが、カーリングの注目度アップで新橋金券ショップ相場ではチケットが原価(もとは前売券なので)の1,300円を上回る異例の暴騰をみせ、やがて店頭から消えました。月曜日に赤味噌が消えたスーパーマーケットみたいな状態です。味噌汁を飲むだけで痩せる…あほか。僕は正直「スウィングガールズみたいな映画はもういいよ」と思って敬遠していたのですが、ちょこっとだけ観てみようかと思っています。
それにしても県庁の星といい、カップラーメンの映画といい、安易な設定頼みのちゃらい映画が多いですね。人々が映画館に回帰して、今でこそ映画業界は活況ですが、状況に甘んじて手間隙掛けず映画を量産していると、観客に飽きられて一昔前の惨状に戻る可能性もあります。「韓流全て良し」とおう麻酔がかけられていたおばちゃんたちも、ミソクソ混ざった韓国映画(もちろん良い映画もありますが)を手当たり次第観させられて麻酔が切れ掛かってきているようですし。
韓国では自国の映画の比率を下げるという国の方針に俳優陣が反発しているようです。まともな映画に混じってクソ映画が大量量産され、それが手当たり次第に日本に輸入されて観客が騙される(前述の「韓流全て良し」とするおばちゃんたちなどに)状況を打破するにはいいかもしれませんが、ある程度国が守らないと、ハリウッド映画に駆逐された一昔前の日本の映画産業の二の舞になるかもしれません…前置きが長くなりました。

さて、昨夜、某局で淡々とフィギュアスケートの安藤選手をヨイショするかのような映像が流れていました。直前の会見で父親について質問をしてしまい混乱させてしまったあの局です。付け焼刃的な感じがしたので罪滅ぼしかな?なんて勘繰ってしまいましたが。この質問をしたことについては、夕刊各紙などがこぞって批判していますが、当事者のテレビ局を含め、批判するマスメディアはどれもミソクソのような気がします。
競技を前にして、ああ何度も会見する必要はないでしょうし、競技とは関係のない質問をする必要はさらにないでしょうに。安藤選手の亡くなったお父さんの話なんか、誰もが知りたい情報ですか?その質問がタブーであることは知っているはずなのに。もし、視聴者を代表して聞いてあげたつもりと考えているのなら、驕りもいいところです。メダルをとったら号外や臨時ニュースのテロップを出して大騒ぎをして、とれないと「残念」と大騒ぎをして敗因の犯人探しをする…結局はどっちでもいいのでしょう。
トリノオリンピックは日本の成績が振るわないとあちこちで聞きますが、入賞者は多く、リュージュなどのように入賞は逃したもののかつてない上位に食い込むケースも見受けられます。98年の長野は自国開催という地の利、ジャンプ陣はルール変更という切り羽(?)をされて長野の夢よもう一度という訳にはなかなかいかない。04年のアテネの金ラッシュはアトランタの不振以降、各競技が建て直しを行ってきたものが実を結んだ結果といえますから、トリノで同じような期待をかけるということ自体が酷というものです。
ところで女子フィギュアスケート、ショートプログラムでは3強の中に荒川選手が入りました。順当にいけば日本のマスメディアが待ち望んでいたメダル獲得のチャンスがあるかもしれません。3強の誰かがコケたらチャンスがある4位には村主選手。8位の安藤選手は、守りに入る位置にないので心置きなく4回転に挑戦出来ることでしょう。
怖いのはこの2日間、マスコミが彼女たちに変な重圧をかけてしまわないかということです。衛星放送の普及率もオリンピックの回を追うごとに上がり、今では多くの国民がメダルにこだわらなくてもそれぞれ自分なりに競技を純粋に楽しむ素晴らしさを感じていることでしょう。選手にメダルの期待をこれでもかとかけまくる日本のマスメディアとの感覚の乖離は進むばかりのような気がします。
日本の実力は、女子フィギュアスケートにおいても関脇相撲ぐらいでしょう。勝つこともありますし、たまに負けることもある。日本選手のメダルばかりにこだわらず、日本の3選手を含め世界の一流選手の競技を楽しむことこそ、スポーツ観戦の醍醐味かもしれません。一方で関脇なのに横綱並みに「全勝せよ」と重圧をかけ、負けると座布団を投げまくって騒ぐのがマスメディア。琴光喜に何場所も全勝を続けろというようなもの。
フリープログラムは日本時間24日未明、世界の一流選手の競技を楽しむとともに、日本選手の結果がどう転んでも柔軟に対応してくるマスメディアの変化も是非、お楽しみください。いじわる。

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