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October 05, 2005

上っ面

倖田來未がベスト盤のアルバムでオリコンチャート1位となりました。シングル、アルバムを通じて初の1位。米国のビルなんちゃらで何位という経歴をひっさげて鳴り物入りでデビューした彼女ですが、デビューシングルが予想以上にコケてしまい低空飛行の時期が続いていました。スタートラインはBoAと並んでスタートした感じですが、BoAは遥か先を突っ走ってしまいました。
浜崎あゆみは一時の勢いを失い(本人がブレーキを踏んでいるようですが)、音楽業界ははっきりとした旗頭がいない群雄割拠の時代に突入しましたことは、演歌や新人の曲が上位に食い込んだりすることからも分かります。そのうち日本語が分かって歌っているのかいな?と疑問に思う韓流スターが登場するようになるのではないでしょうか。倖田來未のオリコンチャート1位は、その間隙を縫って獲得した感もありますが、何より歌唱力がある歌手です。欲を言えばデビュー当初より過激さを増したお色気路線抜きで勝負してほしいような気もします。

さて、小泉改革推進内閣から議員年金見直し、国家公務員削減などのが次々と打ち出されています。昔に比べれば前進といえなくもないですが、これを小泉改革などと評価するのは早すぎます。痛みを分かち合う「ふり」をしているかもしれませんから。議員年金見直しは、明確な時期が示されていません。国会移転問題と同じ。該当地域は誘致に奔走しましたが、結果的に時期が明記されていませんから、地域の人々は単に踊らされただけの状況です。
だらだらと先延ばしして、内閣が変わってしまえば有耶無耶になってしまう可能性がありますし、仮に見直されたとしても痛みがどの程度なのか、じっくりと見極める必要があります。大マスコミがきちんと報じてくれるかどうかが問題ですが。それよりも国が減税廃止など実質的なものも含め国民の増税に繋がるような予兆が次々と出ているにもかかわらずニュースへの露出度の低いこと低いこと。蛇やケイン・コスギを追い回す前にやることがあるでしょうが。結婚もしていないのに「どうして別れたんですか?」「どちらが切り出したんですか?」と真剣に質問する記者…アホか。律儀に答えるケイン・コスギが可愛そうになってきます…話が逸れました。
公務員削減についても同じです。国家公務員そのものを減らしても外郭団体を含めた全体の人数がどのように変化するかをみなければ意味がありません。数年前の改革で僅かに減少した公益法人の仕事は、一部は省庁に戻ってきています。その仕事を担当する国家公務員が削減されれば、再び外部に出てしまう可能性があります。
もとより公益法人を含めた全体の人数など把握するのが困難ですし、これまた大マスコミがきちんと伝えない可能性もあるので、煙にまかれないよう注意が必要です。
ただ、これから国家公務員になろうとする人の削減にはなりますので、長い目で見るとある程度のコストも削減できる可能性はあります。道路公団民営化と同じ。公団にぶら下がっていたファミリー企業は手付かずのままですから、今後どう淘汰されていくのかを見極める必要があります。
とはいえ、最近の流れをみると、やる気があるのかないのか分からないこの2点の「小泉改革」はサラリーマンを中心とした国民に「お前ら、これで我慢しろよ」と仕方なく示しているような気がしてなりません。優先順位は『増税>>>>公務員削減>>議員年金見直し」ということなのでしょう。自民党に投票した多くの主婦が求めている「年金改革」は議員年金見直しということで誤魔化されるかもしれません。

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