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September 15, 2005

外来種ブーム

先日、マンションの1階にパブが出来ました。「ジェラシー」凄いネーミング…。
酒飲めないんでこの店に一生行くことはないでしょうが。

ニシキヘビ♪ピラニア♪サソリ♪日本中が外来生物で溢れかえっているような報道が続いています。そうです、もうお分かりですね?マスコミの「マイブーム」が始まったんです。

憶えていますか?日本中のレッサーパンダが立ち上がるような記事(動物学的に立ち上がるのは至極当たり前のことのようですが)、日本中の電車がオーバーランしまくっているような報道、公園の遊具で毎日のように事故が起こっているかのようなニュース…衆院選が終わり、民主党代表決定は週末、政治がらみのニュースは当分、小ネタしか出てきそうにない、日本の周辺には台風がない、凶悪事件も起こらない、ガソリン価格の高騰はもはや当たり前、海外に目を向けてもカトリーヌ関連のニュースは色褪せて(しまわせてはいけないんですが)、大きなニュースも見当たらない…ニュース番組は最近、暇ネタと称される特集に近いニュースを報じる機会が多くなっています。報道ステーションはニート関連(これは重要だと思いますが)。

新宿だかで行方不明になったヘビが浦和駅で発見されて、ペットショップの人や専門家に「一夜で移動したのか?」と真顔で質問するマスコミ…バカ?琵琶湖でピラニアは深刻だと思いますが、その他のヘビ、サソリはマスコミが「マイブーム」に走る前は、見過ごされたニュースも多いかもしれません。そんなに報道を過熱させて、その先に何があるか分かりますか?
「みんなが捨てているんなら一人ぐらい…」つまり「輸入した動物は、厄介になったら捨てても良い」という発想に繋がる可能性もあるわけです。そんなことないって?人間って人の目がなければ何をするか分からない動物ですから。
浦和のヘビも単なる忘れ物や都内から誰かが運んだのかもしれませんが、便乗して捨てた可能性もあります。あちこちのレッサーパンダを追い回して一般市民を煽りたて、疲れたのは当のレッサーパンダだけだったように、JR西日本のオーバーランを執拗に報道したためか、利用客がホームで運転士や車掌に暴言を吐いたり暴力をふるったりという事件も起きたように、あちこちで輸入生物が捨てられる状況が増えてくるかもしれません。マスコミもそれを一大事として面白おかしく追いかけることでしょう。
マッチポンプ。ただし、「飽きるまで」の一過性のものに過ぎないでしょうが。

暇だからといって、面白おかしいからといって、大のマスコミが一つの情報に集中してしまうのは奇妙な傾向です。いっそのことつまらないニュースも一定の割合で扱わなければならないという自主ルールでも作ればいいんだと思います。選挙報道はそうですよね。選挙期間中は同じ選挙区の候補者をまんべんなく扱わなければなりませんから、ホリエモンとシズカちゃんだけを報道するわけにもいかず、サイドカーに乗る元電通マンや公示当日にどこからともなく出馬した野暮ったいお兄さんまで公共の電波を使って報じなければならないわけです。
そういうルールのようなものがあっても、政党を含め厳密に時間が当分されているわけではなく、隙を狙って自民党を勝たせようとする報道が行われたため、自民大勝に繋がったとの見方もあります。誰しも「変化」は怖いですからね。無理もありません。
…嫌味ですよ。
meshineko1

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