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August 13, 2005

20年目

1985年8月12日、日航機墜落事故が起きました。あれから20年、今年は大きな節目にあたるためか、テレビでの報道や出版物が明らかに増えています。中には金儲けの匂いがするものもありますが。
次の節目は30年目ですが、10年ひと昔といわれるように、30年ではあまりにも過去の出来事になってしまいます。今年は終戦60年目にあたりますが、あれだけ大きな出来事でも50年を過ぎるとさすがに色褪せてしまいます。時間が経てば何でも色褪せるものなので、無理に取り繕い続ける必要はないでしょうが、戦争は二度と起こさない、飛行機による惨事を二度と繰り返さないという気持ちだけは決して忘れてはなりませんが。
今年、日本航空の社長が2年ぶりに現場を訪れました。あのような事故を二度と繰り返さないと決意を新たにしていましたが、一歩間違えば大事故に繋がるようなトラブルを連発しておいて空々しい感じもします。皮肉にも福岡空港で日航関連会社の旅客機がトラブルで引き返すという事故も起きました。恐らく今日は、マスコミはどんな小さな事故でも針小棒大に扱っていたでしょうが、最悪なことに普段でもニュースに扱われるレベルの事故が起こってしまいました。
テレビや新聞などでは、8月12日に起こってしまったこの事故を批判しています(明日の朝刊でも批判するでしょう)が、彼らは、航空トラブルが多発していた時期に起こったJR福知山線の事故の過剰ともいえる報道に終始してしまった張本人でもあります。事故直後はまだしも、ネタに詰まるとオーバーランの回数や距離ばかりを追い掛け回して連日報道を繰り返していた人たちに日本航空を批判する資格があるのか、と問いたくもなります。
1985年の夏は、本当に暑かったことを記憶しています。同じ頃、平和台球場で汗が噴出すような暑さの中で阪神-ヤクルトを観戦したことを思い出します。そして、事故の日のこともしっかりと憶えています。夕方の第一報「JAL123便が行方不明」「墜落したもよう」「米軍が救助に向かっている」「自衛隊が救助に向かった」そして明け方に事故現場が映像に映し出されて受けたショック…幼心が受けた衝撃なんか比べ物にならないぐらいのショックを受けたのは、事故に遭った乗客・乗員とその遺族でしょう。彼らの時間は、1985年8月12日のまま止まっています。
fujifuji

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