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June 09, 2005

病気の話

サッカーというのは、サポーターの声援がないと、変な感じがしますね。

さて、昨日、一昨日と会社を休みました。仕事がぽっかりと空いた隙に確信犯的に休むことはあるんですが、今回は本当に身体が言うことをききませんでした。激しい頭痛と喘息です。

頭痛との因果関係は不明ですが、先月から喘息薬を変えています。子供の頃からこれまで、アルデシン、テオドール、ベコタイド、フルタイドなど錠剤、吸入薬を使用してきました。いずれもステロイド系のクスリです(のはずです)。ただし、上京して一度、救急車で運ばれてからは、メプチンエアーという劇的な効果のあるβ刺激薬というクスリを手に入れました。後にノンフロン化によりアルコール臭のする微妙なクスリになってしまいましたが、今でもお守りのように持ち歩いています。ただし、使いすぎると心臓に負担がかかる両刃の剣です。

メプチンエアーは、いくつかの転職を経て、都心で働くようになって使用頻度は明らかに増えていますので、いずれは今の仕事は続けられなくなる予感がします。クスリの切れ目が縁の切れ目。父方の祖先は喘息で死んでいる人も多いので、侮れません。

ステロイド系の薬剤は、傷ついた気管支を修復するという効果がありますが、僕の場合は錠剤を飲むと手の震えがひどく、吸入薬の場合は使い続けるとバットで頭を殴られたような痛みが出ます(医者は、そういう副作用は少ないといいますが)したがって、メプチンエアーを使ってだましだまし生き延びているわけです。

喘息薬というものは、日々進歩しています。パウダーの吸入ステロイド薬は、90年代後半に登場し、リボルバー式(?)の4回使用のものから、今は60回使用可能なカタツムリ状のディスカスも登場しています。根性で直せというのは前時代の発想ですが、未だにそう考える人が多いのも残念ながら、少なくはないような気がします。発作が出ていない時ならまだしも(ストレスに起因することも多いので)発作時まで気の持ちようで治せなんて…殺す気ですか。

先月から使用しているのは、「キプレス」という錠剤と「フルタイド」という吸入薬です。いずれもステロイドを使用していません。長時間気管を拡張する作用があるらしく、試しに1週間分処方されたキプレスは劇的に効果がありました。ただ、狭まった気管に無理矢理つっかえ棒をするような薬なので、気管の傷の根治にはなりません。きっと、その間の自然治癒力に任せるというアナログ的なクスリなんだと思いますが。そう考えると完全なクスリというのは、ないことが分かります。

さて、激しい頭痛が2、3日続いたため、初めてCTを経験しました。あわせてレントゲンも。自分の頭の断面を見るのは、不思議な感じでした。いくつかの断面図が並ぶのですが、やはり目の部分が気持ち悪いですね。オエッ。幸いにも脳に異常はなかったようですが、飲むと次第に眠くなるクスリを処方されました。クスリを飲んで眠る時はこのまま死んでしまうような感じになります。

気がついたのは、最近の医者は良く説明してくれることです。初めて処方されたキプレスとフルタイドの時は、ステロイド系のクスリが合わないことを伝えると、選択肢として示してくれました。これで副作用が出ても自己責任なのだなという不思議な重圧みたいなものも感じましたが、きちんと説明してくれたので納得して使うことが出来ました。前時代のように、味噌でも糞でもステロイド薬を山ほど処方されるということは、まずありません。

頭痛の時もそうでした。脳に異常がないので、基本的に薬は出さないと言われましたが、気休め程度にその眠くなるクスリを処方してもらいました。その際は、「今日の医薬2005」とかいう本をペラペラとめくり、副作用を説明してくれました。一見、医者としては頼りなくとれますが、自分の記憶を断固信じて言われるがままに処方されるほうが怖いような気がします。その本には投薬時の禁忌なども記載されているはずですから。

当たり前のようにその本を見ながら懇切丁寧に説明する医者を見て、世の中、変わったのだなという感じがしました。ただ、行き過ぎると副作用など何か問題があった時の「逃げ」ともとることが出来ますので、何事もさじ加減が難しいですね。

そのうち元気になります。
daibapoppy

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