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April 08, 2005

何だこれは

体調が劣悪です。
更新のタイミングが合わずストックしていた日記をやっとアップしたのですが、気になることがあったので今日の日記は割り込み、です。
昨晩、テレビ(日テレ?)のニュースの中で盗撮の犯行手口をとりあげていました。渋谷で女性のスカートの中を盗撮する30代フリーター。盗撮ツアーを募る掲示板に記者が身分を隠して応募、他の参加者もなく犯人と記者の2人で渋谷の繁華街で盗撮ツアーを挙行。
先日、仕事で渋谷に行ったんですが、冬休みだからか、平日昼だというのに若い女性がたくさんいました。渋谷に慣れている人は普通のことなんでしょうが、新橋界隈をテリトリーとする僕には、刺激が強いように感じました…脱線しました。

ニュースでは、機材を持っていないということで記者は隠しカメラで盗撮犯の手口を聞いたり、実際の犯行を撮影していました。犯行が行われたことを確認すると、別の取材班に連絡して警察に通報、男は逮捕されたのでした…よく考えたら、ひどくありませんか?
盗撮は確かに犯罪ですが、記者は男を犯行に誘導したということにならないでしょうか。参加者は2人ですから、記者が参加しないと犯人1人。少なくともその日は、ツアーが行われなかった可能性が高いといえるでしょう。街中で盗撮犯を発見して、隠しカメラで撮影したのなら別ですが、ネットで安易にきっかけをつかんで盗撮犯を泳がせて、その行動を取材し逮捕の瞬間まで撮影するという卑怯な手法。まるで、2ちゃんねる掲示板を使って安易にマーケティングリサーチをするヘタレ企業のようです(そういう会社もあるようです)。

以前はさかんに報道されていたスリの取材では、スリの現場を撮影しながら何故、逮捕(現行犯逮捕)しないのかという批判が視聴者から寄せられていたようです。確かに、取材班が逮捕してしまったために他のスリ仲間が散り散りになって息を潜めてしまい、警察の捜査活動に影響が出たという話も聞いたことがあります。盗撮犯を逮捕「させた」のは、こうした批判に配慮したものかもしれませんが、何となく引っかかります。
盗撮犯は、盗撮を終え、次のターゲットを探すためかデパートの中を徘徊している時に別の取材班が呼んだ警察官に逮捕されました。取材班が呼んだので、逮捕の瞬間もぱっちり撮影出来ましたが、被害者を確保するという重大なことを行っていないために男は「同意のうえの撮影」と供述して即日、釈放されました。盗撮犯の言い訳にも呆れてしまいますが、初歩的な被害者の確保ということを行っていない記者の行動も問題です。撮影したテープを差し出すということも可能でしょうし(渡してしまえば本来の目的を達成出来ないということになりますが)。

記者は、釈放された盗撮犯に取材しています。この時も解説がなかったので、記者という身分を隠している可能性があるように感じました。盗撮は犯罪で決して許すことの出来ない行為ですが、だまし討ちの卑怯な取材をスクープのように報じるニュース番組に呆れてしまったのは僕だけでしょうか。

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