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January 04, 2005

いちテレビ視聴者の書き殴り

年末年始はテレビ漬けでした。今年の特徴は、お笑いブームの
せいか、若手芸人がテレビに出まくっていましたね。
それにしても1月も3日、4日になろうというのに未だに「初笑い」
という言葉が使われます。そりゃあねえだろうと思うのですが
幼い頃は「これは何日も笑わない頑固な人のための番組なんだ」
と変に納得していました。そのくせ決して大爆笑できないベテラン
芸人ばかり出てくるのがものすごく疑問でした。どうせなら2月
ぐらいの番組に使ってみるとインパクトがあるんじゃないでしょうか。

さて、先日、ボキャ天を観たのですが、当時出ていて生き残って
いるのは、海砂利水魚、キャイーン、爆笑問題、山崎、出川ぐらい
でしょうか。江頭2:50の相方、名前なんていいましたっけ…キンタ
コンテ?コンタキンテか。芸能界に生き残る芸人は決して面白さ
だけが問われているわけではないことが分かります。理不尽です。
金谷ヒデユキは今のはなわのノリににていますね。他人をいじって
歌うだけのはなわは今年が正念場。本人はそういう自覚はないの
でしょうが人気を鼻にかけたような行動をみると一層しらけてしまい
ます。お笑いを忘れ、高尚なアーティスト風を吹かせて素人に毛の
生えたような絵を高い値段で売る片岡鶴太郎をみるよう。

日テレがせっせと蒔いてきたお笑い芸人の種は、フジテレビなど
他局に見事にさらわれた感じがします。大晦日は紅白の沈没に
歯止めがかからず格闘技を扱ったTBSとフジが躍進しました。
日テレは格闘技を続けるよりはマシだったかもしれませんが決して
自分たちが育てた若手芸人の恩恵を満足に受けられない状況に
あったといえます。日テレが火をつけたお笑いブームの申し子とも
いえる波多陽区は、大晦日のゴールデンタイムから元日まであら
ゆる局に出没し斬りまくっていました。

「今の若手芸人は面白いよ」とは何かの番組で大物芸人が言った
言葉。確かに漫才ブームからボキャブラ天国などの頃のプチお笑い
ブームの頃は、今の笑いとは質が違います。オレたちひょうきん族
を今観ても、懐かしいだけであまり面白くないのもブームに乗った
だけの芸人が多かったことを裏付けています。逆にひょうきん族の
前に砕け散った8時だよ!全員集合が今観ても面白いのは、作り
こまれた笑いだからといえます。箱根駅伝と同じように勢いがあれ
ば予選会下位選出のチームでもシード権もとれますし、その逆も
あります。芸人もネタが尽きた時、観客に飽きられそうになった時
が勝負です。その点では昨年の年末年始にテレビに出まくった
テツandトモは演芸体質になり息の長い芸人路線に乗りました。
歌唱力もあり大爆笑はないながらも確実にお客を笑わせることが
出来る芸の構造もポイントです。波多陽区も芸人としての心を忘れ
なければ、ギター侍は一生モノの芸といえるでしょう。牧伸二や
堺すすむのように。

踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!やって
いましたね。僕は劇場で観たので何となく観なかったのですが
安心して観ることの出来る映画です。ただ、以前の日記でも述べた
通り、青島と室井の対立の構図はテレビシリーズで崩壊している
ので口コミでブレイクした最初のテレビドラマよりは緊張感が欠けて
いるといえます。放送開始当初は視聴率も振わず室井、すみれの
恋愛ドラマへの路線転換も検討されていたと聞いています。
当時の記憶が定かではないのですが、決して派手な番組宣伝も
なく滑りそうな番組に何故か織田裕二を引っ張ってきていたり
やることなすこと異例ずくめのドラマだったといえます。ただ、決して
不世出のドラマと崇拝するだけでなく、もっともっと面白いドラマが
出てくるよう祈りたいものです。それにしても踊る…シリーズで扱わ
れているサウンドトラックの一つ、ドビュッシーのパクリですよね…。
テレビシリーズで真下が刺された翌週の回とか、MOVIE2は終始
流れている「パラーラ、パラーラ」という音楽です。伝わっていないと
思いますが、ドビュッシーの交響的素描「海」よりⅢ.風と海の対話
の最後の部分で全く同じフレーズが2回繰り返されます。踊る…は
このフレーズを何度も繰り返す…違いはそれぐらいです。そういえば
SMAPが出ていたクリスマスのドラマの音楽も限りなく似ている曲
があったような気がします。曲は…思い出せませんでした。かなり
マイナーな曲。「虎とライオンと五人の男」は人気CMプランナーに
企画・脚本をやらせるという限りなくキャシャーンに似た作り方の
ドラマ。脚本経験はある人のようですが、結局はSMAPが出ている
というだけで数字はとれてしまうわけです。ただ、人間はPVやCM
のような映像を延々と観るだけの能力が備わっていないことは確実
なようです。

最後は、箱根駅伝です。伝統ばかりを重視する路線は今年も変わ
らず。アナウンサーは「日本最高の駅伝」を連呼していました。ただ
関西の大学に進学した友人の話では「あれは東京の内輪ウケだ。
正月の駅伝はニューイヤー駅伝を観る」と言っていました。確かに
山梨学院はかなり微妙ですが、東京を中心とした関東に所在する
大学が一堂に会して行われる駅伝です。全国の大学が出場する
出雲、全日本でも上位は関東の大学が占めることが多いわけです
から、日本最高レベルの大学駅伝とはいえます。ただ、涙や伝統
ばかりを持ち上げるテレビには正直、うんざりとしてしまいます。
出場校は以前の15校から20校に増加、毎回が記念大会のような
状況になっています。少子化による受験数減少の対応策として
スポーツに力を入れる私立大学も増えており、実力は以前に比べて
確実についているといえますが、絶対的に箱根は広き門になって
いることは確か。おまけに学連選抜というドリームチームもあります。
中継点の繰り上げスタートで「伝統のタスキが途絶えた」とアナウン
サーが絶叫しますが、今は10区は自校のタスキで走ることが出来
ます。いかにも日本風な幅広い(なあなあ?)対応が行われている
のに、テレビだけが負けたら地獄にでも堕ちそうな緊張感をプンプン
と匂わせながら放送しています。テレビ関係者に多い早稲田ひいき
の報道は相変わらず。隣町ぐらい離れた距離を目の前にいるかの
ように報道するんですからたいしたものですわ。
ちなみに、法政の茶髪結束は少し緩んできているようですね。茶髪
でも軽め、黒髪にサングラスも黒い地味なものを着用している選手
もいました。当時の徳本選手のスタイルを真似たものなんですが
シードに入ったからいいものの弱いと本当にバカみたいに見えます。
(少し言葉が過ぎました)

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