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November 29, 2004

ヨンさま帰国

ペ・ヨンジュン氏が帰国しました。
今、日本ではなかなか露出しないペ・ヨンジュンの残像を
求めるようにチェ・ジウがCMにぼろぼろと登場しています。
人気があった当時、露出が意外に少なかった後藤真希や
椎名林檎の残像を求めてならずものの弟とか、結局は
妹の七光りで売れたんじゃないかと思えるような兄が出て
きた現象に似ています。ルービックキューブが品切れで
テンビリオンなる似つかぬ類似品が売れたり、このほか
ゲームウォッチやファミコン、たまごっちなど一世を風靡
したモノの周辺には必ず残像みたいなモノが存在します。
コエンザイムQ10人気もそう。今はQ10が入っていれば
何でも売れます。食品に何でもかんでもアミノ酸を入れ
まくったり、保湿クリームに尿素を入れまくったほんの
少し前と同じ状態です。Q10の場合は単に錠剤をのみ
続ければいいだけなので人気は長引くかもしれません。
アミノ酸のように運動をしないとかえって太ってしまうの
とは違い、自分でもはっきりとした効果を実感できない
のもクセモノなのかもしれません。粉末状態を見ると
業務用の清掃パウダー(?)のような物体です。人間は
老化の崖を落ちていくものですが、その落下スピードを
和らげるツメのような効果があります(と理解しています)
…結構いい表現だと思うんですが、意味不明ですかね?

さて、ここ数日はペ氏来日に日本中が大いに湧きました。
中年女性を中心とするファンは、韓流ブームに踊らされ
そのファンを報道するメディアも過熱報道でまさに
踊らされている状態です。ブームの発端は「冬のソナタ」を
放映したNHK。NHKの不祥事を叩くのはまぎれもなく今、
踊らされているメディアです。受信料の支払い拒否をして
いるおっさんの女房がペ氏のおっかけをしている場合も
多々あるでしょう。世の中は味噌糞です。

ペ氏は写真集撮影に備えて身体を鍛えました。そのプロ
根性みたいなものは日本のタレントも見習うべきなのかも
しれませんが、ペ氏が韓国では決して超メジャー級とは
いえない俳優だったり、一方で韓国などアジア各国で
人気のある日本人タレントに結構「?」という人がいたり
するところをみると、要はマーケティング次第なのだな
ということを感じます。最近は貪欲に食い扶持を増やそう
とする芸能関係者が多いのか、日本で人気のあるタレント
がそのままアジア進出っていうのも増えているようですが
それまでは例えばのりぴー語も飽きられて人気がなべ底
だった酒井法子がアジアで異常に人気があったように
新天地という意味合いが強かったように思います。

韓流以前、確か、日本では無名ながら韓国を拠点に活躍
する日本人女性タレントがいましたね、確か。
ちゃんと日本からの「本流」に飲み込まれずに頑張って
いるのでしょうか。こういう地道な活動は、アジアでも食い
扶持を探そうとする大手芸能プロダクションの私利私欲で
荒らさないでほしいなあ…。
「声優」と同じ侵食構造が見え隠れしています。

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November 23, 2004

次の25年へ

ドラえもんの主役級声優陣が来年3月で降板することが
明らかになりました。思い起こせば小学校入学と同時に
現在のシリーズが放送開始、最盛期は平日18:50~、
日曜8:30~(後に9:30~)と毎日ドラえもん漬けの日々を
送った我々の世代には避けられない日がついに来たと
いう感じです。この頃は月刊化された(当初は不定期刊、
隔月刊だった)コロコロコミックも軌道に乗った頃でした。
この後、A、F問わず藤子アニメの放映が相次いで開始、
まさに藤子不二雄時代といえる時代でした。

主役級声優陣は、大山のぶ代(68)、小原乃梨子(69)、
野村道子(66)、たてかべ和也(70)、肝付兼太(69)の各氏。
いずれも高齢化しています。このままのメンバーで続け
てもいずれは体調を壊して引退したり、亡くなったりする
人も出てきます。五月雨式に声優を入れ替えたりする
よりは一気に後進に道を譲るほうがいいかもしれません。
ドラえもん以上の長寿番組、サザエさんで声優が変わる
たびに批判が出ていることを考えると一層、そのほうが
いいように思います。視聴者って勝手なものですね。
このまま続けると超主役級の前記2名の降板の場合は、
状況によって一旦放送を終了する可能性もあります。
ちびまるこちゃんでの名優、富山敬氏のケースのように。
ドラえもんはこれまで作者の藤本弘氏が死去して以降、
セルからピカピカのアニメーションに変わり、テーマ曲で
大杉久美子氏の歌声が聞けなくなった時など節目節目
で視聴者からさんざん叩かれてきていますから、免疫は
とっくに出来ていることでしょう。ネタ切れ感の強くなった
ストーリーも新たなネタを発掘すべく方々に手を出して
いるようですが、一方でイメージが崩れるなどと叩かれ
大変なようです。やはり視聴者って勝手なものですね。

ドラえもん、後任の声優はまだ未定ですが、勝手ながら
ちょっと考えてみましょうか。
ドラえもん…野沢雅子
のび太…池田昌子
ジャイアン…神谷明
スネ夫…八奈見乗児
しずか…増山江威子
問題はちっとも若返っていないこと(失礼ながら皆さん
存命なのかも未確認です)超主役級の2名は銀河鉄道
999の組み合わせです。ドラえもんの声は世代によって
風大左衛門、鬼太郎、星野鉄郎、孫悟空などさまざまな
イメージを確立している野沢雅子氏なので相当な違和感
がありそうですが、しっとりのび太、ニヒルなジャイアン、
一層トボけたスネ夫、セクシーなしずかちゃんは話題には
なるでしょう。のび太は古谷徹もいいですね。星飛雄馬や
やアムロのように、のび太にも成長する要素を加えれば
アメリカ人にもウケるかもしれません。勝手なことを。

ちなみに現シリーズ以前に僅か半年で打ち切りになった
日テレ版ドラえもんの声優は次の通り。
ドラえもん…富田耕生 → 野沢雅子
のび太…太田淑子
ジャイアン…肝付兼太
スネ夫…八代駿
しずか…恵比寿まさ子
のび太のママ…小原乃梨子
のび太のパパ…村越伊知郎
スネ夫のママ…高橋和枝
ガチャ子…堀絢子

野沢雅子版ドラえもんは既にあったんですね。のび太は
現シリーズのセワシの声なので今ののび太と比べても
そんなに違和感はないですね。ちなみにリボンの騎士の
サファイヤ、ヤッターマンのガンちゃんといえばイメージ
しやすいでしょうか。富田氏は、元祖天才バカボンのパパ
などの声優です。スネ夫がジャイアンの声だったり今の
シリーズと比べるとかなり大胆です。ガチャ子って何です
かね?声優はハットリ君の人です。ニンニン。スネ夫の
声は何といなかっぺ大将の西一。分かりやすくいえば
トムとジェリーの初代のトム、くまのプーさんの声優です。
故人。プーさんの声は、僕には西一のイメージが強く
「はちみつ食べたいな」と言っても黒ぶちメガネの西一が
かけ茶色の学生服を着て跳ねながら喋っているように
しか聞こえなかったりします。同じくトムの声優を務めた
先代カツオの高橋和枝氏も故人。いずれも名優です。

さて、ドラえもんは来年4月に声優が一新されますが、
一方で危惧していることがあります。下手クソな芸能人が
入ってしまうことです。話題にはなるでしょうが、これでは
後進に道を譲ったことにならない。Diaryで何度も触れた
ことですが、声優という仕事は、不況のせいで仕事が
少なくなったためか、芸能人に侵食されつつあります。
現状では劇場版アニメなどを中心に主役級は芸能人で
占められ、脇役の少ない食い扶持を本職の人々が分け
合う状況です。中にはずっと声優と二刀流でやってきた
器用な俳優(戸田恵子氏とか)がいたり、初心者で飛び
込んでも勘のいい芸能人もいますが、大抵はひどい。
アニメではありませんが、話題性はあったものの評価
もろとも沈没したテレビ吹替版タイタニックが典型的な
例だといえます。思えばあの試みが今の悪しき流れの
先駆けではないかと。

最近でもやめると言ってなかなかやめない宮崎駿の新作
アニメも主役は木村拓也と倍賞千恵子というヘタレぶり。
個人的見解ですがかつての名作アニメを支えた声優は
高齢化し、若手は昔の焼き増しのようなアニメに群がって
いるような状況です。コスプレをして半ばアイドル化した
若手声優を見ていると、まるで行き場を失っているように
思えてなりません。深夜枠でアニメも多く声優の需要は
それなりにあるようですが、人材を育てるという意味では
ゴールデン枠のアニメを増やして、若手にもっとやる気と
責任を与えるべき。ヘタレ芸能人はもういい。

ドラえもんはゴールデン枠に残されたアニメの一つです。
今回の声優陣刷新は若手育成の格好のチャンスだと
思います。決して目先の話題や利益、横やりやしがらみ
に振り回されることなく、次の25年を担えるような有望な
若手声優を発掘して欲しいものです。

無名でもいいじゃないですか。
世界に誇るジャパニメーションのためにも。

shinagawa.JPG

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November 22, 2004

世代交代

さっき、東海道線に乗っているといつの間にか隣に優香が
座っていました。一人で。こんなことってあるんですかね?
巷の女性にありがちな特定の芸能人(例えばあゆ、とか)
に似せている感が全くなかったので間違いないと思うの
ですが。月並みな感想ですが、顔が凄く小さかった。
電車に乗っている間じゅう、ずっと化粧していました。
電車人分類でいくとハエ男の亜種、化粧女あるいは必要
以上に匂い(臭いは別種)をふりまくフレグランスといった
ところ。個人的には好きなタレントの一人でもあるので
電車の中で化粧なんぞせずに、どうか頑張ってください。
ところで、勝手に電車の乗客の行動パターンを分類した
電車人分類は、まとめてみると面白いかもしれません。
需要、ありますか?

さて、5夜にわたって放送された。「弟」が終わりました。
さすがに大味な感じもしましたが、ドラマに真正面に向おう
とするテレビ朝日の意気込みみたいなものも感じられました。
特に今が旬の長瀬智也とこれから上り坂にさしかかりそうな
徳重聡の頃が僕にとって一番知らなくて、それでいて興味
がある頃なので見ていて最も面白かった。
僕が物心ついた頃の石原裕次郎は、既に中年太りしていま
したから。そのくせ大人がキャーキャー騒いだりするのが
不思議でした。今あらためて見ると、中年太りしてようとも
足はスラッと長く、あの笑顔の時にキラッと出る八重歯が
何ともいえない愛嬌があるように思います。ああいう笑顔を
持つおっさんってそこら辺には絶対にいません。
それにしても、渡哲也の青年時代の俳優はいい線いって
いたのに、その後はどうして坂口憲二なんですかね。
一方で50代前後の俳優の中でクセがない三浦友和は
見た目は開いた口が塞がらないほど似ていませんが
これ以上のキャスティングはなかったのかもしれません。

ドラマを見て、渡哲也以後の石原軍団が心配になりました。
舘ひろし、神田正輝とか中堅どころは揃っているんですが、
パンチがない。田中角栄以後の自民党のようです。竹下派
7奉行と呼ばれた小沢、小渕、奥田、梶山、橋本、羽田、
渡部の各氏は、竹下登よりさらに小兵の中物が揃っている
がゆえの表現ですから。乱世の小沢一郎には期待しておる
のですが。

さて、女子ゴルフ界も氷河期を抜け光が差し始めています。
数年前は不人気と不景気故に試合そのものが次々に中止
されるという事態でした。その危機的状況を救ったのは
まぎれもなく宮里藍を中心とする若手ゴルファーの台頭です。
宮里藍、横峯さくら、戦国時代で言えば武田信玄的存在の
東尾理子などを含め、その名の通り不動の女王、強くて
仕方がない不動裕理に立ち向かいます。この構図は最も
盛り上がる構図です。大相撲でいえばかつての北の湖VS
その他の力士。最近でいえば、曙VS若貴兄弟。確かに
朝青龍は強いですが、根はいいやつだという印象が強く
対決の構図になりづらい。何よりも大関陣が不甲斐ない。
今の大相撲人気は一時期抑えていたパフォーマンスが
戻った高見盛の貢献度があまりにも大きいといえます。
一方で史上最強打線をひっさげながら3位に終わった
巨人軍への対決の構図が予想外に盛り上がらなかった
のは、生え抜きの選手があまりにも少ないことと、やはり
監督が暗すぎるからでしょう。
そう考えると牛島ベイスターズ、少し心配です。

Jリーグでも世代交代に苦しむチームが結構あります。
ジュビロ磐田は世代交代の真っ只中で優勝争いどころ
ではない。以前はジュビロ、アントラーズで占められて
いた日本代表のメンバーががらりと変わってきている
こともそれを裏付けています。Jリーグ創生期に栄華を
極めたヴェルディは見る影もありませんし。
世代交代というものは台風みたいなものだと思います。
停滞した空気をかき混ぜ活性化する。被害は出ますが、
大昔のように洪水で土地が肥え、新たな芽が出ます。
石原軍団は今、そういう時期にさしかかってきている
のかもしれません。やはりこのドラマで際立って存在感
のあった21世紀の裕次郎、徳重聡に期待しましょう。
そして、ドラマを通じて石原裕次郎に一番可愛がられて
いたことが証明された石原宏高氏は次の選挙、やはり
追い風になるんですかね。同じく2世として立候補して
落選したプータローさんには負けないように。

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November 18, 2004

「弟」が連日、放映されています。
テレ朝の連ドラ放送のネックだったニュースステーション
(現報道ステーション)の枠を後ろに追いやるという裏技で
平日を含め5夜連続、放送されています。
長瀬智也と徳重聡はタイプが似ているので兄弟という設定
は説得力があります。ジェームス三木の脚本も魅力です。
とまあ、こういうことを書くつもりではないんですが。

太陽の季節に関する真偽不明のエピソードをいくつか。
①「太陽の季節」の映画化は、最初は東宝で持ち上がった。
②東宝が蹴った「太陽の季節」は日活が拾い石原慎太郎
 が連れてきた石原裕次郎の起用が見事当たった。
③大魚を逃して悔しい東宝は、石原裕次郎のような俳優を
 探し上原謙の息子、加山雄三を掘り出してきた。
 若大将シリーズがスタート。
④しかも、石原慎太郎は大学卒業後、東宝に入社、勤務
 実績はほとんどないものの短期間在籍していた。

以上はその頃東宝にいた人から聞いたものですが、真偽
不明で気になるのでまとめてみました。
ちなみにこの人はプロジェクトXの「ゴジラ」のいい加減な
まとめ方にご立腹でした。
確かゴジラは、大食漢の大部屋俳優に周囲がゴリラと
クジラの間をとったゴジラという愛称に由来するという話に
なっていましたが、もとからこの人物はゴジラというあだ名
だったといいます。しかも根拠なく。当時東宝にいた2人の
人から聞いたエピソードなので、間違いないでしょう。
…2人とも僕のシナリオの先生だった方ですが。

ついでにですが、僕の名前の由来は石原裕次郎から。
兄は赤木圭一郎から。親が日活バカだったもので。

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November 17, 2004

希少価値

韓国で兵役を逃れていたソン某がこのほど、入隊しました。
その際、アジア各国から女性が押し寄せ、日本からは入隊
激励ツアーなるものも企画されたようです。
日本は兵役などないので、例えるならば脱税がバレた人気
俳優が税務署に行くのをよってたかって激励するようなもの。
どこか奇妙に感じるのは僕だけでしょうか。
一方でヨン様のホームページに写真集の予約のための
アクセスが集中してダウンしたり、彼が恋人と別れたことが
報じられるとチャンスとほくそえむマダムがあちこちにいます。
ほかにも次々と韓国からアーティストや俳優が来日するなど
韓流で溢れています。今日はこの現象を勘ぐってみましょう。

今の状況は、何も韓国に勢いがあるだけではありません。
日本のタレントが身近になり過ぎたことも一因なっていると
考えられます。例えば日本のマダムは、ヨン様がウンコを
するとは到底、思っていないでしょう。韓国とは少しだけ距離
があります。会えるのはテレビなどに限られています。そう
いう距離感が恋心にも似た憧れを増長させているのでしょう。
そう遠くない前の日本もそうでした。アイドルに狂喜乱舞した
男女は、彼、彼女らがウンコをするとは到底、思っていません
でした。その以前の銀幕スターなどに対する憧れも同じです。

それが今はどうでしょう。俳優だろうが歌手だろうがタレント
だろうが殆ど味噌糞にされ、歌をうたうわドラマに出るわ、
挙句の果てに糞下手なまま声優までやったり…常に露出
する状況になっています。加えて芸能界へのハードルが
低くなっています。見る側と見られる側の境目が曖昧になり、
少し頑張れば手に届くと錯覚してしまう状況にあります。
それだけ安っぽくなった場所にいる人々に対する憧れは
必然的に薄くなります。いろんな役をこなせない意味で俳優
としては不器用な織田裕二が、久々にテレビドラマに登場
しただけであんなに騒がれるのは、彼が安っぽくない存在
だからでしょう。確かにこの人は滅多にバラエティに出ない
ですし、例えばNHKのトップランナーの出演にあたっては
再放送しないことを条件にしたといわれています。ほかにも
山口智子が久々にテレビに登場したり、宝くじのCMに出演
するだけで騒がれるのも同じです。果ては、引退後一度も
まともにテレビに出たことがないのに未だに人気が高い
山口百恵も露出度の低さゆえの現象といえるでしょう。

かっこいい俳優や綺麗なタレントがバラエティなどで意外な
一面を見せるのはそれはそれで面白いですが、一方で
どんどん安っぽくなるような気がします。不況の時代、強い
事務所がいろんな仕事をかっさらって所属するタレントを
使わせているような気がしますが、安易に安売りするより
露出度を抑えて希少価値を高めていくべきだと思います。
でなければ、日本は韓流に呑み込まれてしまうでしょう。

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November 15, 2004

紀宮様ご婚約

日本国民の多くが心配していた紀宮様のご婚約が内定
しました。マスコミはこぞって旦那様候補に殺到しましたが、
これまたノーベル賞の田中さんばりの真人間のような人で、
本人が出てくるまでは車に乗っている間違い探しのような
激粗の映像しかありませんでした。
元銀行員、東京都職員、趣味は車。オープンカーに乗る
時は雨でもオープン、同乗者がいるとそっと屋根を閉じる
「やさしさ」を強調する報道もありましたが、どこか小馬鹿
にしているようにも感じられます。谷夫妻のように。

さて、今回の一連の報道について少し勘ぐってみましょう。
報道各社が同じタイミングで一斉に内定報道を報じた一方、
正式発表は今月末だか来月末になるとのこと。
この点から、国内メディアの一つの決意が見えてきます。
「皇太子殿下の時の二の舞を踏まないぞ」
報道を断片的に集めてみると、今月初めに発表する予定
だったらしいですが、新潟県中越地震で被災者の心情を
慮って延期したらしいです。
あくまで推測ですが、今月初旬の発表にあわせて報道
管制が敷かれていたと推測されます。それが延期された。
ちなみに、皇太子殿下のご婚約の第一報は海外メディア
でした。各社が守っていた報道管制をかいくぐってすっぱ
抜かれたものでした。今回もこれ以上延期するとまた前回
の二の舞になる可能性があるため、内定という中途半端な
報道でお茶を濁した。僕はそういう風に勘ぐりますが、
いかがなものでしょう。

報道管制とは、例えば誘拐事件などで犯人を刺激しない
ため、事件を報道をしない報道協定みたいなものも含まれ
ます。あと、叙勲とか褒賞も予め記者クラブに投げ込まれ、
何月何日付の朝刊とか、テレビ・ラジオは午前5時解禁と
いう規制がつけられます。これを「縛り」というのですが、
これを破ると記者クラブを出入り禁止になったり、希に追放
されたりします。縛りのあるニュースには、凶悪事件や叙勲、
褒賞などどうしても必要なものもありますが、どうでもいい
ものも結構多かったりするようです。つまり、縛りとは報道
各社が横並びを望み、抜け駆けを許さないために作った
ようなルールで、それでいて他方で報道を規制するような
問題があれば報道の自由、表現の自由を訴えるわけです。
この2つはかなり矛盾していることが分かります。
メディアが全部が全部、タブロイド紙のように無法地帯に
なっては困りますが、ある程度自由度のきく取材は必要
です。それが報道の自由というものでしょう。
今では個人や企業をよってたかって攻撃する際の抗弁に
なりつつありますが。

長野県庁で問題になった記者クラブの廃止もこうした一部の
メディアに情報が独占されてしまうことを危惧したもののよう
です。既得権益を守るため、当時の議会と協力してこうした
方針を打ち出した田中県知事を攻撃したメディアの姿は
あまりにも醜かった。
古い記者は、夜討ち朝駆けが当たり前だった事態と違い、
今は記者クラブにいて黙っていてもニュースが手に入り温々
と記事が書ける状況を嘆いていると聞きます。
インターネットを駆けめぐるニュースは、アナログの紙面より
遙かに早い。場合によってはテレビやラジオより早い。
マスメディアというものは、そろそろ転換点に来ているの
かもしれません。

紀宮様、お幸せに。

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November 12, 2004

先日、とあるデパートの入り口で、社員と店員が話し
合いをしておられました。というより口論。内容は、犬を
連れて店内に入るか入らないか。中年夫婦の夫が店員
と会話をし、妻は外で犬を抱きかかえていました。
立ち止まり耳をそばだたせると、夫は、介助犬をタテに
交渉をしていました。ですが、妻が抱き抱えている小さな
マルチーズは世間一般的に言われる介助犬とは程遠い
もののように思いました。日常生活において心のケアに
役立っているので介助犬だと言いたいようですが、少し
無理があるような気がしました。一休さんでもこんな無茶
な屁理屈を並べたりしないでしょう。

最近は、あちこちで犬を連れている飼い主が目立ちます。
特に複合店舗やアウトレットモールなどどこまでが店舗
なのかあいまいな場所では公然と犬が散歩しています。
それがさらにひどくなり、デパートやスーパーの中にも
犬を連れているバカ飼い主がいます。さすがに食品
コーナーでは一度も見たことはありませんが、マナーが
壊されるのは時間の問題のような気がします。
彼らの主張は、抱きかかえている、バッグに入れている
からいいというものらしいですが、衛生上問題もあります
し、何と言っても決められたルールを守るという、人間と
しての基本を守っていないことにもなります。獣です。
「うちの犬は綺麗だから」という屁理屈もあるようですが、
その瞬間は実害はないにせよルールは守るのが基本。
例外を認めてしまうと歯止めが利かなくなります。
例えば、電車内の携帯電話での通話は実害が少ない
(ペースメーカーへの影響は別として)ですが、守るのが
ルール。例えば自由と自分勝手を履き違えた親に洗脳
されている子供達も決められたルールは守る必要があり
ます。どうせ社会に出たらルールを守らないんですから、
社会に出るための修行みたいなものです。でなければ、
自分勝手なダメ子がそのままダメ親になり、ダメ親同士
で結婚してまたダメ子を産み育ててダメ孫、ダメひ孫に
バトンタッチしてしまいます。

視覚的にそれと分かる盲導犬と違い、聴導犬、介助犬
というものは、絶対的に数が少ないこともあり、社会的
認知が遅れました。今でこそ大手スーパーなどで介助犬
の入店を認めるようになりましたが、正直、識別するのが
難しいようです。一部のバカ飼い主たちの自分勝手な
行動が、介助犬などに対する理解の妨げにならないか
心配でなりません。

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November 07, 2004

笑の大学

CinemaX第22回目。

笑の大学

原作・脚本:三谷幸喜
監督:星護
出演:役所広司、稲垣吾郎
(公式サイトはこちら
(計測時間121分)

「映画化のメリット」

これも前評判の高い作品。ラジオ、舞台、海外公演を経て
4番煎じとなる作品です。映画というフィールドでどこまで
作品の魅力が引き出せるのかに注目。

昭和初期、浅草がまだまだ賑やかかりし頃の話。そして
戦時色が次第に強くなる頃の風景が広がります。
そして当時は出版物や演劇などに厳しい検閲があった
時代。そういえば小学校の頃、近くの市立図書館に
「戦時不許可写真集」なんちゅう本があり、結構きわどい
写真が載っているのでどきどきした覚えがあります。
もちろん、当時の浅草の風景を肉眼で観たことはない
ので何ともいえませんが、もう少し派手なセットを組んで
もいいのかなと思いました。特に脇役であれだけの役者
を引っ張ってくるのなら、こっちにお金をかければよかった
のかもとも思いました…どうでしょう?

本編スタート。早速、主役級の2人が登場します。
登場人物の不思議なセリフ、やりとり。客席の周辺では
終始「クスクス」という失笑っぽい笑いが起こります。
ですが「大笑い」はありません。
同じ三谷作品でラジオの時間の時は、ツボにはまった
のか終始笑い転げていたおっさんが何人かいましたが、
この作品は最後まで「大笑い」はありませんでした。

ターン1までの評価「B」

シナリオには直しというものがあります。
僕は、プロではないので、本当の意味での直しの経験は
ありません(実は少しある…どっちじゃ)が、かつて通って
いたシナリオ・センターでは、次回までに練り直しを要求
されることが結構ありました。フォー・イグザンポー。

最低の評価を頂戴した拙作「招かれざる訪問者」より。
編集者の松岡とベテラン漫画家、大山のくだり。

松岡「少なくとも今の大山吉典の漫画は健全じゃない、
 俺の個人的意見だが、やっぱりあんた、かみさんが…」
大山「俺は漫画の内容に私生活を持ち込んだことはない!」
松岡「どうだか…あんたのように今までの名声だけで書こう
 とするようなセンセイはもういらないんだよ」
大山「何だと!もう一回言ってみろ!」
松岡「ああ、何度でも言ってやるよ、あんたみたいな頭ガチ
 ガチのセンセイにはもう用はないよ」
大山「漫画家を馬鹿にするな!よし、取手先生に報告して
 やる、あの先生が降りたら週刊レッツはおしまいだからな」
松岡「残念だったな、取手先生にはもう我々の主旨を理解
 して設定を変更してもらったんだ」
大山「ビッグジャイアントか?」
松岡「そうだ、あのロボットはでかいから、敵がどうしても
 小さくなる。だから今まで苦情が絶えなかったんだ」
大山「あんなベテランに苦情が来るのか?」
松岡「読者には新人だろうがベテランだろうが関係ない」
大山「どんな苦情だ」
松岡「(ため息)敵が小兵だとビッグジャイアントが悪者に
 見えて教育上良くないんだそうだ」
大山「そんな、ばかばかしい」
松岡「それでも人数が人数だから馬鹿に出来ない。
 今週からビッグジャイアントのサイズが小さくなるはずだ」
大山「それじゃ、ビッグジャイアントじゃないだろう」
松岡「だが、取手先生がどうしてもというから、名前だけは
 そのままにしたんだ」
大山「もうメチャクチャだな」

これを読むと周囲の人たちはクスクスと失笑していました。
僕はこの失笑が好きなのですが、、肝心の先生は「セリフ
のやりとりで笑わせているだけだ」とご立腹。
で、練り直すよう指示が出されましたが、僕は何かを勘違い
していたらしく、以下の場所だけを書き直して得意満面で
参上しました(中略)。

大山「漫画家を馬鹿にするな!よし、取手先生に報告して
 やる、あの先生が降りたら週刊レッツはおしまいだ」
松岡「残念だったな、取手先生にはもう我々の主旨を理解
 して設定を変更してもらったんだ」
大山「酔いどれピンチヒッターか?」
松岡「そうだ、あの登場人物はいつも酔っ払っているのに
 代打で打席に入ると活躍する話だ」
大山「あんなベテランに苦情が来るのか?」
松岡「読者には新人だろうがベテランだろうが関係ない」
大山「どんな苦情だ」
松岡「(ため息)教育上良くないんだそうだ。酔っ払って
 打席に入るとは何事だってな」
大山「そんな、ばかばかしい」
松岡「それでも人数が人数だから馬鹿に出来ない。今週
 から主人公はシラフで打席に入る」
大山「それじゃ、酔いどれピンチヒッターじゃないだろう」
松岡「だが、取手先生がどうしてもというから、名前だけは
 そのままにしたんだ」
大山「もうメチャクチャだな」

もちろん、本筋は変わっていないので評価は変わらず。
ですが、書いているときは自分でも吹き出しながら書いて
いたのでm本編中の座付き作家の気持ちは良く分かり
ました。ところが、百戦錬磨のシナリオ・センターの講師の
方々は、そういうものはシナリオではないという人が多い。
笑の大学においても「クスクス」をどうとらえるかで評価は
分かれてくると思います。

自分の書いたモノを無理矢理ねじ込むなんて、大学教授
みたいですね、失礼しました。本編に戻ります。

冒頭で触れたとおり、この作品は、初演はラジオ、続いて
舞台、海外公演と3回「煎じられて」います。海外公演は
別として、登場人物の少ない話はラジオにうってつけです。
舞台でも効果を発揮する芝居です。それゆえ映画にする
意味がどこにあるのか分からなかったりします。これまでの
作品を見ていない僕がこの点に触れるのは間違っている
かもしれませんが、映画の後半には映画化の際のつぎはぎ
みたいなものが見えます。変に話を盛り上げたり、お涙を
頂戴しようといういやらしさみたいなもの。そういう部分を
入れたあまりに登場人物の性格が破綻して話の筋がみえ
みえの作り話のようになっていると思いました。
座付き作家のモデルとなった菊谷栄の話を知っていれば
別ですが、少なくとも作品を見るまで知らなかった僕には
話が進むにつれストーリーが壊れていくように感じました。

ターン2までの評価「B」

「クスクス」の意味を考えてみます。
何故観客は大笑い出来ないのか。それは、映画だからです。
舞台では役者の息遣いが感じられて大笑い出来るでしょう。
そうした観客のリアクションが役者の演技に微妙に反映され
ます。よほど大規模でない限り、舞台は双方向の要素が強い
ものだと思います。ですが「笑の大学」は映画であり、いくら
笑おうがスクリーンの中の役者に届くことはありません。
では、ラジオはどうでしょうか。

ラジオでも舞台に負けないぐらい面白いでしょう。
ラジオには音声に加えて「想像」という強力な要素があります。
良くある例えですが、ラジオで「花子は絶世の美女であった」
というセリフやナレーションがあると、聴取者それぞれが自分
にとっての絶世の美女を思い浮かべるわけで、いわば完璧な
絶世の美女を話の中に登場させることが出来ます。
ところがテレビではそれが出来ません。まだまだ輝いている
松嶋菜々子を出しても、ど真ん中ストレートの人もいれば、
苦手な人もいます。分かりにくければ谷選手を例に…。

「笑の大学」には絶世の美女は出てきませんが、面白そうな
演劇が出てきます。主人公が書く演劇はさぞかし面白いの
だろうと期待します。ところが、笑っているのはスクリーンの
中の観客だけでこっち側はさっぱり笑えなかったりします。
我々素人にありがちな、ト書きに「太郎、笑う」と書いても
さっぱり笑えるシナリオになっていないのと同じ。大失点。
スクリーンの中の観客がそんなに大笑い出来るのなら、
我々にもその演劇を見せて欲しかった。脇役にそれなりの
人々を集めたのならなおさらです。主役級2人の名演、特に
役所広司の鬼気迫る演技はインパクト大ですし、彼らのやり
とりの内容が面白いのは確かですが、果たしてこの作品に
映画化のメリットがあったかといえば「NO」と評価します。

最終評価「C」


~鑑賞メモ~
鑑賞日:平成16年11月6日
劇場:ワーナーマイカルシネマズ板橋
観客数:50人程度/156席?
感涙観客数:10人程度
※感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定

tojoline.JPG

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November 03, 2004

ソウ

移転後初のCinemaXです。
連載第21回目

ソウ
監督:ジェームズ・ワン
製作総指揮:ピーター・ブロックほか
脚本:リー・ワネル
出演:ケイリー・エルウィズ 、ダニー・グローヴァー
(公式サイトはこちら
(計測時間103分)

「輪廻転生」

前評判の高い日米同時公開作品。
個人的に日米同時公開っていうのは、A.I.などの微妙な
映画に代表されるように、先行公開でクソ映画ということが
バレないようにするための手段と思っていましたが、
ラストサムライに代表されるように最近はデジタル化による
配信時間の短縮や映画各社の方針によって一概に
「日米同時公開=クソ映画」
という図式は当てはまらなくなっているようです。
ちなみに日本では空振りどころか球も来ず、会社が傾いて
しまった劇場版ファイナルファンタジーは北米先行公開。
日本人はベタベタのCGに馴染めないんでしょうか。
やはりキャシャーンは冒険でした。

本編スタート。
その前に長々と続く予告。その中でリングの続編みたいな
映画のロゴ「TWO」と、この映画のロゴ「SAW」がそっくり
でした。本編?と思ったほど。リングは続いているんですね。
リング、らせんなど一連のラインナップは個人的に
リング(原作)>リング(NHK版)>リング(劇場公開版)…
あとはクソと評価しています。リングは実話が絡むので
リアリティがあったんですよね。ともあれ、ジャパンホラーを
確立する原動力となった鈴木光司氏には敬意を表しますが。
どうでもいい話ですが、鈴木氏はかつて通っていたシナリオ
講座の先輩でもあります。著名になっても本を出すと師匠に
手渡すために授業に紛れ込んで来ていました。謙虚。

ほんとに本編に入ります。
いきなり「なぐり」スタート。サスペンスでいきなり死体が
ドッギャーンと出てくる形式です。観ている側はあまりに
荒唐無稽でない限り「えっ、何?」と話に引き込まれます。
サザエさんのようなホームドラマには使えませんが。

冒頭、いきなりテープ、拳銃、死体が出てきます。落語で
3つの題をもとに話を作る…三題噺?そんな掴みです。
20分後、ソウ(SAW)の意味が分かります。
映画のタイトルは本題と関係あるようで実は核心を突いた
ようなネーミングではないと思いました。
皆さんはどう思われましたか?

ターン1までの評価「A」

この映画の醍醐味は、しっかりとした構成。
無茶苦茶な映画のようで実はテーマは首尾一貫しています。
これは、時間列がぐちゃぐちゃにちりばめられているにも
かかわらず、何も考えずともどこの話かは分かるというところ
にもあらわれています。どの時間列も極限状態だからという
見方も出来ますが。少なくとも話を見失うことはないでしょう。
ちなみにテーマは、登場人物が最後に喋る言葉でしょう。
やはり映画のタイトルとは関係ありません。

映画にはいくつもの「ゲーム」が出てきます。
ドンキーコングとかじゃなくて、例えが不適切ですが
「さあ、ゲームのはじまりです」のゲームと同じニュアンス。
そのゲームはあの部屋にとどまりません。あちこちで展開
されるゲーム。緊迫感は本編終了まで続きます。
ただ、先を読もう読もうと凝視していれば展開が分かるので
そこが少し物足りない感じも。

ターン2までの評価「B」

人が死にまくっている間に、この映画の存在価値を考えて
みましょう。雰囲気はブレア・ウィッチ・プロジェクトや
ユージュアル・サスペクツに似ています。雰囲気は前者、
話の組み立て方は後者。ただ、こういう映画を連発しても
観客は飽きてしまうと思います。ブレア…は1995年、
ユージュ…が99年、ソウは2004年ですから、出るべき
タイミングで出てきたということでしょうか。輪廻転生です。
「いま、会いにいきます」のような草食動物系映画も今が
旬だから映画化されるわけです。この手の話はこれまで
結構ありましたから。「あした」「のび太の宇宙開拓史」など
と同じ匂い(?)がします。あまり連発するときついですが
「世界の中心で愛をさけぶ」以降、草食動物系映画が受け
入れられやすい環境が整ったので出てきたともいえます。
2匹目、3匹目のどぜう(江戸前風)を狙って。少なくとも
数年前のホラーブーム真っ只中ではあり得なかったこと
でしょう。ちなみに、ホラーブームはまだまだ続いています。
秋元康氏が残り少なくなってしまったおいしい汁を必死で
チューチュー吸っている最中です。

この映画は、人が殺されまくります。観る側のテンションは
常に高く痛い、痛いという感じです。こういう映画で感じる
ストレスって仕事のストレスとは少し違うようですね。
ホラー映画の恐怖も実際に体験する恐怖とは違い、快楽
にも似た性質があるようです。つまらない映画を観る時の
ストレスは当てはまりませんが。最後の展開も賛否両論
ありますが、僕はこれでいいと思います。

最終評価「A」

思ったほどの絶賛ではありませんが、CG使いまくりの壮大
な映画に飽きたなら、きっと新鮮に感じることでしょう。
この映画の問題点はちょっとしたところ。残虐なシーンとか
最後のカーチェイス(?)とか、映像を早回しにするシーンが
何回かあります。それがほんのちょっと前の流行りに
乗ったような編集なので「ええーっ?」と思ってしまいます。
今、若者相手にランナーを絶唱するような感じ。観ている
側が恥ずかしくなってきます。残虐性を少しでも抑えるため
だとか、時間を節約するためだとすれば仕方ありませんが、
編集する側の感性でやったとすれば減点です。
これがなければ、後世、いつまでも新鮮さが感じられる映画
になるような気がしました。残念。

~鑑賞メモ~
鑑賞日:平成16年11月2日
劇場:VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ
観客数:20人程度/652席
感涙観客数:なし
※感涙観客数は観客の鼻すすり音で推定

六本木はいまいち馴染めないのでもう行きません。
犬を連れて散歩するセレブ。犬が20歩ほど歩いて散歩を
拒否したのでタクシーに乗っていってしまいました。
贅沢なのは人間だけじゃないんですね。

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地震、人質、自衛隊

新潟県中越地震、今は孤立地帯の取材がブームのよう
です。避難生活を余儀なくされている人たちが今、何を
求めているかを伝えるのは重要ですが、なかにはプライ
ベートにまで立ち入ったような報道もあります。被災地は
テーマパークではないのですから、その辺は神経を使っ
てもらいたいものです。また、レスキュー隊員の勇気ある
行動にも感激しましたが、感動秘話としてお涙頂戴とばか
りに再編集して報じるのは時期尚早。ずーっと後にプロ
ジェクトⅩにでも取り上げるのが適当でしょう。

香田さんは、無残にも首を斬られていました。当初報じら
れた人とは全く別人だったということでしょうか。別人報道
は遺体を取り違えていたのかとも思いましたが。
何人も人質が殺害され、その度に遺族の悲しむ姿が報じ
られていますが、ある国ではファミリーを主張したり、ある
国では絶叫し、失神した家族に茶碗で水を飲ませたり。
この場で不適切ですが、国民性というものが感じられます。
香田さんの両親は、息子を殺されながらもイラクの平和を
祈り、騒がせた世間に謝罪し、関係各位に感謝のコメント
を出しています。多方面に気遣うあたりはいかにも日本的
といえます。こういう日本人を殺害して、犯人グループは
何が楽しいのでしょうか。彼らの行動は極悪非道の極み
であり、許すことができません。

自衛隊派遣の是非はここでは触れませんが、彼らは世界
でも規律正しい「軍隊」といえるでしょう。国内では元隊員
などがちょこちょこ犯罪が起きたりしますが、軍隊ではよく
あるという派遣先での強姦や略奪で問題になることはまず
ありません。新潟県中越地震では、風呂を作り被災者に
提供しています。洒落た暖簾なんか掛けているのをみると
どこかほほえましくさえ感じます。さて、そんな自衛隊も
知事の要請がなければ災害支援を行うことが出来ない
実情があるようです。知事が自衛隊そのものの存在を認
めないとかいう「程度」の問題で。それだけの地位の人が
多くの人命と天秤にかけて自らの思想を通そうとするのは、
本人以外誰もかっこいいとは思わないでしょう。
例えば、日本のために(?)大義名分をぶっ壊し、結果的
に旧社会党を崩壊させてしまった村山富市元首相のよう
な英断も時には必要だと思います。

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November 02, 2004

どっちもどっち

「日本中の学校で国旗を揚げて、国歌を斉唱させるのが
わたしの仕事でございます」園遊会で調子をこいた米長
邦雄永世棋聖(東京都教員委員会委員)が天皇陛下の
前でのたまった言葉。おべんちゃらのようにも聞こえたが、
陛下からは「強制になるということでないことが望ましい
ですね」とたしなめともとれる言葉を頂戴してしまった。
それに対して米長氏は「素晴らしいお言葉を頂戴し感激
しております」みたいなことを言った。
…米長さん、脈絡ないでしょ、あなたの発言。
サッと発言を翻す姿は、まさに部下には無理難題を押し
付け、社長にはペコペコするダメな役員のようです。
そういう戦法は将棋には役立つんですかね。

僕が批判したいのは、日の丸を揚げる、揚げないでは
なく、彼が日本中の学校で国旗を揚げ「させる」、国歌を
斉唱「させる」と言ったこと。これは、頑なに日の丸・君が
代に反対して、生徒の愛国心を摘む一部教師の行動と
全く同じこと。東京都は都立の学校の卒業式などで日の
丸掲揚、国歌斉唱を求めているが、だからといってあなた
一個人が「させる」というべきではないと思います。
もし、そういう意気込みがあるのなら、天皇陛下のお言葉
に「そうはおっしゃいますが」と反論すべきだった。
ペコペコする姿からそういう根性はないと思いましたが。

Diaryでこれまで何度か触れたことですが、国旗・国歌に
ついては、個人それぞれで判断すべきことだと思います。
したがって、教育の場で国旗・国歌を取り扱うことは必要。
そういう場を奪うほうが罪だと思います。埼玉の某進学校
で以前、卒業式での国旗・国歌が問題となりましたが、
この件で生徒が持論を展開しながらやみくもに反対する
姿を見て、そういう思想を持つ親や教師に洗脳されている
ようにしか思えませんでした。賛成・反対は卒業してから
でも遅くはない。国旗・国歌に触れる機会を奪われた子供
たちがサッカーの日本代表が君が代を斉唱する姿を見て、
いったいどう思うんでしょうか。不思議な国です。

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November 01, 2004

概況(16年10月分)

早いものでもう11月になりました。

10月の重心指数
普段の仕事:30(±0)
シナリオ:10(+5)
その他:60(-5)
(カッコ内は前月比ポイント増減)

~10月の概況~
「普段の仕事」増減なし
11月から12月にかけて、忙しくなります。
早いもので今の仕事も4年目。来年も同じことを
しているのでしょうか。あんまり長くなるとそういう
サイクルみたいなものを考えるようになります。

「シナリオ」5ポイント上昇
10月末のコンクール応募せず。やはり1年間の
充電となりました。いよいよ再起動か?

「その他」5ポイント反落
スポーツクラブに通ったのは2日。前月比2日増。
一日はロッカーの更新、もう一日はボディヒーリング
というプログラムのみ。ご存知ない方は草食動物の
筋トレとでも思ってください。筋肉ガタ落ち。

~体位の変化(それは、意味が違います)~
「身長」±0cm
「体重」±0㎏
31日時点では現状維持。この時期は、食欲の秋と
体力を消耗する初冬の戦いが体重の増減幅が大き
くなってしまいます。

Mkawaさんご訪問ありがとうございます。あなたも
電車男を目指して頑張ってください。

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