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October 18, 2004

死について

昨夜のEZ!TVが集団自殺について取り上げていた。
自殺系サイト排除などと短絡的に結びつけず、当事者と
連絡を取り合っていた人、自殺志願者サイトの運営者の
意見を取り上げていた。被害者のプライバシーなど余計
な部分には一切触れず、あとは視聴者に考えてもらう
ような内容だった。このなかで集団自殺は「義務感」で
縛られているという見方を紹介していた。練炭は誰、
睡眠薬は誰、車は誰というふうに持ち寄る。いざ実行と
なるといち抜けたとはいかない考えだ。一理ある。
7人の実行者の一部が紐で繋がっていたことからも
脱落者は出さないという強い気持ちを感じた。
しかし、番組では「全員が本当に自殺したいわけでは
なかったのではないか」と締めくくる。少なくとも死への
欲望の差はあっただろう。途中で心が揺れたが抜ける
に抜けられず死んでいった人もいるかもしれない。
首謀者とされる主婦でさえ何度も自殺未遂を繰り返し、
予告をしたりしている。少なからず生への執着があった
のかもしれない。方向性がずれなければ、全員が生に
向かった可能性があるともいえる。そう考えるとやはり
自殺志願者サイトを「悪」と決め付け、一方的に排除
することは問題があるということになる。話がそれるが、
問題の根幹は戦後間際の集団自決に共通する部分が
あるかもしれないとも思う。

愛読書、週刊SPA!で鴻上尚史氏が「人間は、結婚
したり子供を育てないと自殺してしまう生き物なので」
みたいなことを書いていた。この人の発言は小難しい
ことが多くあまり好きではなかったのだが、そういう
先入観を含めても頭の中にビリビリ来た。僕が感じて
いた疑問をこんなにも完結に表現できるとは。
人間は強いという人もあれば、弱いという人もいる。
長い歴史の中で生き続けてきたのは強いといえるが、
ちょっとしたショックでも死んでしまう。例えば人間は
まとまると強いが単体では弱いのかもしれない。
だが世の中には、結婚や子育てもせず、自殺もしない
人もいる。これはどういうことか?
ちょっとオカルトちっくになるが、現世は魂の修行の場
だという人もいる。昔読んだ本だかで結婚や子育てを
通じて魂を磨くというものだ。従って結婚も子育ても
しない人はそれだけ魂が強いのだと書いていた記憶
がある。これらのことを総合的に勘案(お役所風)する
となるほど、説得力はある。

「集団自殺」が社会に広げた波紋について、
暫く考えていこうと思う。

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Comments

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Posted by: Paulina | May 02, 2014 at 07:43 PM

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