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October 12, 2004

努力とは

熊があちこちで出没しています。
今年は台風の襲来や害虫による食糧難の影響で
例年より確実に出没件数は多いようですが、だから
といって日本列島熊だらけと単純解釈せずにあくまで
8掛け程度に。何故ならメディアは今、熊に敏感に
なっているからです。これまで地方欄にちょこっと扱う
程度で見向きもしなかった、熊が実際に人間に危害を
加えない段階でもじゃんじゃんニュースに流します。
メディアで同じような内容のネタが連日のように報道
されるのは一種のブームみたいなものです。例えば、
公園の遊具の事故は今も確実に起こっているはず
なのに報道されないのは何故なのかを考えると今は
熊ブームなのだということがわかるでしょう。
被害に逢われた方は本当に気の毒ですが。

さて、F1日本グランプリが開催されました。
やはり、日本人選手が活躍すると盛り上がります。
入賞云々ではなく、表彰台を狙える日本人が参戦する
のは1980年代後半の中嶋悟以来ではないでしょうか。
鈴木亜久里の表彰台は上位の自爆が相次いだ棚ボタ
ですから。運も実力ですが。
それにしても参戦するチームは大きく変わりました。
フェラーリは、チーム育成・強化の意味合いが強かった
シューマッハ兄の移籍を受けて確実に実力をつけ今は
圧倒的な強さを誇ります。フェラーリのチーム名は
スクーデリア・フェラーリなんですね。
昔、スクーデリア・イタリアというフェラーリそっくりの
チーム(強さは似ていない)があってミナルディとともに
念願のフェラーリエンジンを手にしてその後音沙汰ない
と思っていたんですが、一緒になったんですかね?
ちなみにマシンのデザインもノーズを上げてウィングを
吊る構造が主流になっていますが、確かあれは中嶋や
アレジが居た頃のティレルのガルウィングをきっかけと
するデザイン見直しの中でベネトンのなまずひげから
スタートしたものではないですかね。あと、コックピットの
セミオートマはどうなったんでしょうね?記憶が正し
ければアレジの移籍のゴタゴタでセミオートマを導入
したどっかのマシンを一台差し出して、そこから
セミオートマの技術が流出したように記憶しています。
極めてあやふやです。フェラーリ?
バットマンディフューザーってどうなったんですかね?
一時期ハマりまくったので想い出は尽きません。
ベネトンのスポンサーでピケ、ナニーニを迎えて派手な
プレオープニングイベントを行ったオートポリスもF1の
日本GPの後にF1マシンを走らせたものの、F1開催は
夢幻と消え、今はサーキットは残れど建設が予定され
ていたホテルや美術館は手付かずでまさにバブルの
夢の跡です。ところで、日本でF1が2度開催された
パシフィックGPって、オートポリスでやるはずだったん
ですかね?中嶋悟引退以降は入賞すれば万々歳の
弱小チームから日本人選手が次々と参戦していた
だけなので自分なりに盛り上がりに欠けていたせいか
途中の知識がブラックボックスのように抜け落ちています。

前置きが長いですが、ここから本題です。
昨日、イチローがNHKのインタビューを受けていました。
内容は「子供の可能性を大人が摘まないでほしい」という
ような内容でした。彼は身体が決して大きいわけでなく、
プロに行っても二軍どまりだろう…だの言われたようです。
イチローの発言はそうやって大人の価値観で子供の
可能性をつぶすことのないようにとの願いでした。なるほど
説得力があります。このことはメジャーに挑戦する野球
選手に対する価値観に置き換えることが出来ます。
一度引退して、ピークを完全に過ぎたような選手が挑戦
するのは別として、例えば野茂がメジャーに挑戦する時に
「日本人選手はメジャーで通用しない」というような声は、
大人の価値観であり、もしかしたらメジャー先駆者の芽を
潰す可能性もあったわけです。
野茂のトルネード投法やイチローの振り子打法も他の
コーチにいじられて矯正されていれば、この2人のメジャー
リーガーは存在しなかったかもしれません。
「矯正の強制」も往々にして大人の価値観で押し付けられ
ます。統計的にもパターン的にも間違いではない方法です
が全ての人に合うかといえばそうとは限りません。
イチローは「努力すれば報われる」と言いました。
これも説得力があります。ただ、それが全てではないことも
子供に伝えるべきでしょう。例えばF1。
F1は、実力もありますが、実力以上のものも大きく左右
します。佐藤琢磨は実力もありますが、所属チームが
実績を積んだBARで、ホンダのエンジン供給を受けている
からこそ表彰台を狙えるわけで、これまでの日本人選手の
殆どが入賞して万々歳の状態というのは、決してチームに
恵まれてはいないことを示します。外国人選手でいうと、
ピケ、鈴木亜久里と表彰台に乗ったモレノです。実力はある
のに運はない。事故に逢ったナニーニの代わりのドライバー
として涙の表彰台でしたが、その後は弱小チームを転々と
していました。逆に一度きりでも表彰台に乗れたのは運が
いいと取ることも出来ますが。F1ではこれまでどの日本人
選手にも表彰台の期待をかけてきましたが、やはりマシンの
性能でどうしても限界があります。ミナルディが努力や根性で
フェラーリをぶっちぎるなんていう状況はまずないでしょう。
頑張っても報われないことがあることをちゃんと子供たちに
伝えてもいいのではないでしょうか?残念ですが、F1だけで
なく、麻薬で一掃されて数年、また増殖してきた無能な2世
芸能人を見るとなおさら強くそう思います。

今日も支離滅裂でした。

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Comments

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